ジキル&ハイド
やはり鹿賀丈史さんのファイナルは観ておくべき?的な気分で公演に行って参りました。梅田では3日間のみ4公演しかないので千秋楽を観た事になります。
公演プログラムは、幕合中に完売。以降は送料込みで受付していました。
舞台装置はとても緻密に作られており見応えがありました。
オケピは無く、舞台奥にオーケストラが乗っていました。
ブロードウェイ版は映像で観た程度。
でも、そのインパクトは鮮烈で、作品や楽曲が素晴らしい。
今回もその世界に触れたいと、それはそれは期待して行ったのです。
結果、期待以上なところと、そうでないところが混濁していて、終演後は複雑な気分になりました。私の期待が大きすぎたか・・・_| ̄|●
と、言うのも、主要なキャストのバランスに凸凹した印象を受けました。
鹿賀さんはハイドそのものでしたね。この難役を代表作にお持ちになるだけあって、いや~、なんか凄いモン観た気分です。
やっぱり、声がいい!!だけどお歌は演歌ちっく?!
滑舌は鮮やか~~(*/∇\*) !!
瞬時にジキルとハイドを演じ分ける「対決」の場面は圧巻でした。
一幕、高潔なジキルの雰囲気に、鹿賀さんは若干不自然な感じもしたのですが、ハイドを見てジキルを納得出来た様な、そんな感じがしました。
この方の絶妙な間は、ファンにはたまらないのでしょうね。
個人的には、もうすこしスマートな鹿賀さんにお会いしたかった(^^;
エマ役の鈴木蘭々さん
しばらくお見かけしないと思えば、こんなにもご活躍だったのね~。
日本人離れしたルックスで、ヴィジュアルは清楚なエマにぴったり。お声そのものも美しい。健闘されていたと思います。でもお歌がシンドイ?
浜畑賢吉さん演じるパパ/ダンヴァース゚・カルー卿の包容力あふれる演技に支えられ、押さえた演技で好演されていたと思います。なのに、鹿賀さんと2人の場面になると、婚約者なのになぜかしっくり感じなかったなぁ。
ルーシー役の香寿たつき(たーたん)さん
メリハリのある演技で、娼婦と言えども純粋な恋心を巧く表現されていたのは、本来真面目なご本人の持ち味かも知れない。もともと歌がお上手な方だけど、私は今回ちょっと満足できなかったかな?
以前にモーツァルト再演でヴァルトシュテッテン男爵夫人役で歌う「星から降る金」をお聴きした時も「上手いんだけど何かが違う」と感じた。でも当時より今回は、はるかに良かったです。
ジョン・アターソン役の戸井勝海さん
この方は本当に声がイイ(=^▽^=)
声のイイ人、好きです。
鹿賀ジキルに貫禄がありすぎて、どうも友達に見えない所だけが本当に惜しい。
アンサンブルに秋園美緒(そんちゃん)さんを発見!
もともと芝居も歌も上手な人だけど、アンサンブルでも光ってた。
ミュージカルでお見かけする度にキレイになって行かれる。
応援してるよ~!
この名作。公演自体がファイナル・・・との噂もあるけれど、もしもまた再演があれば、私は必ず観に行くと思います。作品中の楽曲はどれも素晴らしいのですが、とりわけ代表ナンバー「this is the Moment」は、ダークなストーリー展開の中でそのきっかけともなる印象的な一曲でダイナミックな旋律にはいつも感動します。
【以下・・・ぴあより引用】
鹿賀丈史版『ジキル&ハイド』がついにファイナルステージに
2001年の日本初演以来、2003、2004年と再演を重ねてきたミュージカル『ジキル&ハイド』。主演を務めた鹿賀丈史の代表作ともいうべきこの作品が、今年の公演をもってついにファイナルステージとなる。4月から日生劇場でスタートし、無事、東京公演を終了。5月11日(金)より13日(日)まで大阪・梅田芸術劇場で上演する。共演は、東京公演ではマルシアが演じたルーシー役を元宝塚星組トップスターの香寿たつき、前回よりメンバーに加わった鈴木蘭々、浜畑賢吉ら続投組に加え、戸井勝海ら。
キャストの気迫のこもったステージングが魅力の名作舞台だ。
舞台は19世紀末のロンドン。精神を病んだ自らの父を救うために“人間の善と悪を分離する薬”を作り出したジキル博士(鹿賀)は、エマ(鈴木)との結婚を控えていたが、街の娼婦・ルーシー(香寿)に「仕事の自分と、本当の自分を分けている」と心の深い部分を衝かれ、自らの体を実験台にして薬を服用する。まもなく体に異変を感じたジキルは別の恐ろしい人格であるエドワード・ハイド(鹿賀)を生み出し、ふたつの人格を制御できなくなっていく……。
鹿賀がジキル博士とハイド氏のふた役を巧みに演じ分ける様は必見。ひとつの体をふたつの人格が引き裂いていく哀しさが否応なしに伝わってくるはずだ。いじめや自殺、そして代理母問題などの難しい医学と倫理にまつわる問題を抱える現代、人間の心の奥底に潜む闇の問題やモラルとは何かを描き出すこの作品をぜひ見てもらいたい。1世紀以上も前のイギリスの話だが、今も昔も人間が持つ悩みとは根本的に何も変わっちゃいないことを思い知らされるはずだから。 大阪公演終了後は、5月18日(金)から27日(日)まで名古屋・中日劇場で上演予定。
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