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2010年11月16日 (火)

きらきら組2010.11 その2

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今日は、昨日の記事の続きを書きます。

去る14日(日)開催のレビー小体型認知症の介護家族で集うおしゃべり会(通称/きらきら組)において、後半のひとときは認知症緩和ケア「タクティール」の体験講座として、講師のS先生に90分の講座をお願い致しました。

先生からは、現在進行形でDLBの介護中の私達に「認知症とはなんぞや」というお話をしても・・・と言うことで、出来るだけ多く実際のタクティールケアのデモンストレーションを行い、それを体感することで身体で理解を深めて欲しい、と考えて下さっていました。

そして、先生としては、背中・手・足をとのことでしたが、さすがに足(足首から先)は誰も協力できず(笑)、この日は背中1人と手が2人のデモンストレーションとなりました。

先生は「ホントは足が気持いいんだけどなheart04」と、ちょっぴり残念そうsign02(笑)

まずは、全員の背中を少しずつ触れ、タクティールの優しくて温かなタッチがどんな感じなのかを体感させて下さいました。

続いて、背中のタクティールケアの手技を拝見eye

01

10分間ゆっくりゆっくり触り続けることや、必ずどちらかの手が身体に触れていることなど、解説しながら手技を拝見しました。

背中モデルを希望されたなおたまさんは、この日身体に少し痛みがあったそうですが、先生の施術を受けて「痛みが緩和された気がする」と感想を述べておられ、施術終了直後は目がトロ~ンheart02と幸せそうで、とても気持ち良さそうでした(^^)

さて、続いては手のタクティール。

02

手のデモンストレーションは、どぅさんとFさんに受けて頂きました

施術に際しては専用のオイルを使用されました。
オイルはほのかにマイルドな柑橘系の香りがして、一層のリラクゼーション効果があるのがわかります。

手全体を優しく触れます。
指の1本1本を、指の側面もじっくり触れ、ぐりぐりこするようなことは一切ありません。

モデルのどぅさんの感想では、右手の施術を受けるだけで、左手まで温かくなるのを感じられたそうです。

タクティールを行なう時は基本、お喋りはしないそうです。しかし、受けて側の人が何かを話された場合には、それを受容する返事をするのみに留めるのだそうです。

タクティールケアは、オイルを使用し肌を柔らかく刺激することで、オキシトシン(感情ホルモン)の分泌を促し、全身にリラックスと鎮静作用をもたらすと教えて頂きました。

私自身は2008年2月にタクティールケアを日本に伝えられたグスタフ・ストランディル氏の講演に参加したことがあり、その時のお話にもありましたが、タクティールケアを施すと、攻撃的だった症状が改善されるなど、薬のような副作用は全くない、心にも身体にも優しい安全なケアであるとのことでした。

もちろん、人に触られることを好まない人に無理に行なうことはしません。

また、手技についても、本格的に習得するには時間も費用もかかるのだけれど、自宅でそれぞれの家族に施術する分については、書店にあるタクティールケアの本などを参考に、ひとつのコミュニケーションとして取り入れてみてはどうだろう、との提案がありました。

その際のポイントは以下の通りです。

・1日10分間で、その間はゆっくり触り続ける。
 (両手を一度に離さない)
・毎日同じやり方をする。
・不穏が訪れる30分前に行なうと、不穏が回避できる可能性がある。(夕暮れ症候群など)
・就寝前の足の施術は、良眠を誘う

 

タクティールケアを行なうことで、交感神経と副交感神経のバランスが整い、便秘が解消された例も少なくないそうです。

 

改めて私が感じたのは、タクティールケアは、行なう人も受ける人も互いに優しく穏やかな気持になれる、ということです。

介護を受ける人にとって、介護をする人の笑顔だったり優しい気持ちは、何よりも大切であることを再認識した次第です。

恥ずかしながら私は、夏以降こうした気持ちや笑顔を忘れかけていたと思い、ふと我に返ったような気持になりました。

今回、気付けてヨカッタです。
そして、また歩き始められる気がしました(^^)

 

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さて、S先生はケアマネさんとしての経験もありながら、施設においての介護経験も豊富なお方だそうで、レビー小体型認知症の人特有の身体の拘縮やガチガチに突っ張った状態の時、互いに安全で楽に身体介助を行うにはどうすれば良いのか、そのポイントについてレクチャーしてくださいました。

 

よく、後に身体を反らせる人がいます。
特に、レビーの人で、椅子に腰を掛けながら、背もたれに身体を反り返している(身体がガチガチで緊張している)状態の時、場合によってはそのままずり落ちてしまうので、姿勢を直したい時もあるでしょう。

そんな時にどうするか。

この時、後からその人に触ると、本人の意識が後に行くのでますます反ることになるそうです。

ですから、「失礼します」など適切な声を掛けながら、額から鼻筋にかけてスーッと指先で優しくなでることで、まず意識を前に持ってくる。

次に、自分の膝で相手の膝を支え、相手の意識を前に持ってくることで身体が自然に前に来るので、そのタイミングで相手の身体を支えながら重心を右にして左半身が浮いたところで左膝を押すと腰が奥に入り、続いて、反対側も同様に、左に重心を移して右半身が浮いたところで右膝を押すと右の腰が奥に入るので、楽に椅子に深く座らせることが出来る、というものでした。

ポイントは、後に反った人に対しては、後ろからや身体の後ろ側を絶対に触れてなならない、ということです。

また、上半身がガチガチに緊張している状態では、声掛けをしてから相手の両肩に手を置いて優しく揺すると緊張がほぐれる、などを実演をしながら教えて頂きました。

私達参加者は全員「おぉぉぉぉ~」と感嘆ばかり。
目からウロコ状態でしたσ(^◇^;)

 

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今回初参加のIさんFさんは、お父様がデイサービスを拒否されていることで、他者との交流が認知症患者にとってとても大切であることをふまえ、S先生からは豊富な経験を基に、良い施設の選び方のアドバイスがありました。

デイサービスやデイケアなど、施設によって様々な特色があるので、お父様に合った施設を選び通所をして頂くことは、ご本人の社会性を保つ上でも有用である、など。

 

こうして、今回のきらきら組も有意義な時間が瞬く間に過ぎて行きました。

 

限られたひとときではありましたが、タクティールケアを中心にいろいろアドバイスを頂いたS先生には、また是非お越し頂き、その際は「レビーの身体介助」をテーマに、本人も家族も楽な介助方を教えて頂ける機会があると嬉しいなと思いました。

参加者は皆、それぞれ家族の状態は異なりますし抱えている課題も違いますが、悩みに対しての胸の痛みは同じだなぁといつも感じます。

 

さて、次回のきらきら組は12月23日(祝・木)を予定しております。今年最後の『歳忘れおしゃべり会』です(^^)
参加ご希望の方はこちらをご覧下さいxmas

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今日も最後までご覧下さって有難うございますm(_ _)m

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コメント

よかった~。
kuririnさんが少しでも回復されて。
陰ながら心配してました。
ゆっくり、ゆっくり、無理しないでくださいね。

椅子からずり落ちてしまいそうな時な対処の仕方・・
とても参考になりました。
なるほど~、、
いつも貴重な情報をありがとうございます。

私もきらきら組参加させて頂きたいな・・と思っていますが、
なかなか都合がつきません。
その時はよろしくお願いしますm(_ _)m

投稿: yesdlb | 2010年11月16日 (火) 18:09

★yesdlbさんへ
こんばんは(^^) コメント有難うございます♪

大変ご心配をお掛けし申し訳ありません。
病気の正体が判ったことで、少しずつ病気との付き合い方も学習し、自分で服薬を調整しながら、随分と楽に過ごせるようになって参りました。

きらきら組へのご参加、大歓迎です!!
初めて会う人達なのに意気投合するのは何故?って、不思議な気分になりますよ、きっと(^^)/
その日が待ち遠しいです。
心からお待ちしております♪

寒いですからyesdlbさんもお体にご留意下さいね。
kuririn

投稿: ★yesdlbさんへ | 2010年11月16日 (火) 21:24

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