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2012年8月 7日 (火)

浦和セミナー報告1-1

  ご訪問頂きありがとうございます♪
    管理人のkuririnです(^^)/

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はじめに、、、

我が家のみーちゃん(姑/83歳)は2007年にレビー小体型認知症と診断され現在は要介護3です。初期症状や現在に至る経緯は「お義母さんのお世話」「レビー小体病に思う事」「レビー小体型認知症の初期症状など」カテゴリで綴っております。

このブログは、根治しない進行性のレビー小体型認知症に対し、適切な治療とケア次第で、普通に暮らせる時間が少しでも長くなるのではないか・・・と、ささやかな願いを抱きながら、レビー小体病に手探りで向き合う若輩・管理人の日々のアレコレを(息抜きもいっぱい・笑)綴っています。

(発症時と改善後の表情比較画像はこちらこちらをご覧下さい)

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と、言う訳で、、、
 new今日のお話しは↓↓ココからnew

 

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7/28(土)に開催された、さいたま市・浦和セミナーの報告を今日から少しずつアップして行きます。  

可能な限り客観的な報告記事を心掛けてはおりますが、素人(医療や介護の専門職ではない、と言う意味)の聴講ですので解釈や表現には主観が入っているかも知れませんが、その点はご容赦下さい。

また、同セミナーにご参加の皆様にお願いです。記載内容で誤りがございましたら、コメント欄にてその旨ご指摘をお願い致します。

 

では、参りますpencilLet's studysign03

 

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その①・・・講師/山口晴保 先生
群馬大学大学院保健学研究科 教授

「認知症の理解と脳活性化リハビリテーション」

 

 

オープニングは、外の暑さにご配慮下さり(?)涼しい話題から(^^)

 

それは「お化け」。

幽霊はどんな格好をして出て来るか・・・多くの人がイメージするその姿・・・実は、認知症の終末期の人は同じような格好になって行くようである。

何故か。

それは、最終的に大脳の機能が壊され手足が動かなくなるから。

    ↓

人間は咄嗟の際に手足が反射的な働きをする(突っ張る)機能(脳幹にある中脳が司る)があるものの、中脳の働きが壊れると手が出なくなり巻きが強く(屈曲拘縮)なったり足が突っ張ったりする。

認知症に限らず大脳が壊れた人の終末期の姿には共通するものがある。

 

・・・いかがです?少しは涼しくなりましたか?

 

・・・ならないですよねぇ^^;(笑)・・・と、まずは会場の空気をやわらげて下さいました。

 

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オープニングトークのあと、講演はいよいよ本題へ。

まずは基本的なお話から。

 

認知症とは、脳の中で神経のネットワークが壊れる病気で、その為に、神経細胞の働きが悪くなり、認知機能が悪くなる病気である。

 

中核症状とは・・・

・記憶障害→新しく経験したことを記憶にとどめることが困難となる。

・見当識障害→ここはどこで、今がいつなのか、わからなくなる状態。

・実行機能障害→段取りが立てられない、計画ができない状態。

などをさす。

 

単に記憶が悪くなっただけでは「認知症」とは言わない。

記憶が悪くなるなどが原因で生活に支障・障害が現われ、生活行為に手助けが必要な状態は「認知症」である、と言える。

認知症かどうかは「生活障害の有無」をみることが大切である。つまり、認知症の人には必ず「生活障害」があるので、その点をしっかりケアorサポートする必要がある。

 

周辺症状とは・・・

BPSD(行動心理症状)は、環境とケアの影響を非常に大きく受け現われる。従って、適切なケアと適切な治療でかなり治せる可能性が高い症状である、と言える。

 

中核症状である認知症状は脳の損傷に直接影響を受けているため基本的にはなかなか治らない。また、徐々に進行する可能性が非常に高い。

しかし、周辺症状は違う。   

認知症の症状を「中核症状」と「周辺症状」に分けるのは、治療戦略として、中核症状を治すのは難しいけれど、周辺症状には治せる可能性があり、BPSDさえコントロールできれば認知症の人も生活環境を変えることなく暮らして行ける可能性が高い。

「認知症だから」と諦めなくても良い時代になってきている、と言える。

 

健常の高齢者と認知症の高齢者のADL(日常生活動作)を比較すると、認知症の人には以下のような生活障害が確認出来た。

 

1、服薬管理
健常高齢者→全員(10割)出来る
認知症の人→8割出来ない

2、金銭管理
健常高齢者→出来ない人は1割未満
認知症の人→9割以上で出来ない

 

と、いうことが明らかになった。つまり、服薬管理や金銭管理をみるだけで、ある程度認知症の有無を確認出来る、と言えることになる。

・生活管理能力の比較。
認知症の高齢者→なくなる
認知症ではない高齢者→ほぼ保たれている

 

MCI(軽度認知機能障害)は正常と認知症の中間の状態で、物忘れはあるけれど日常の生活が出来る状態の人。

その後、5年間の追跡調査でわかったことは…4割が認知症となり、そのうち、物忘れ中心だった人はアルツハイマー病へ移行して行く、ということ。

従って、MCI(軽度認知機能障害)は認知症予備軍である、と言える。⇒決して暗い気持ちにならず、この記事を最後までお読み下さい。

 

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一日目の今日はひとまずここまでで…σ(^◇^;)

スミマセンsweat01sweat01

 

 

以下は私の雑感です。

 

認知症の概念について「生活障害のある人」との説明にみーちゃんを思い浮かべ納得しました。

 

私は日頃、レビー小体型認知症であるみーちゃんはあまり認知症の人らしくないので、レビー小体型認知症はレビー小体病であって、症状として認知の変動はあるものの認知症ではナイのではないか・・・と、常日頃思っていましたが、山口先生のご解説を伺い「生活障害」に立脚点を持つと、みーちゃんの認知症発症は相当以前からであったといえます。

 

と、いうのも、私がみーちゃんのお世話を余儀なくされたのは2006年9月5日で、この日から私の介護生活が突然始まったわけですが、私達が1992年に結婚して以降独居となったみーちゃん(当時63歳)は、その後いつの頃からかキャッシュカードを使って自分の年金をおろせなくなっていました。

 

また、私達が結婚する前におっとと同居中の時から、夜中に大声で寝言を言うことが幾度もあったそうです。

 

重度の便秘症をはじめ数々のエピソードのひとつひとつが、今から思うとみーちゃんのレビー小体型認知症を示唆していたのですが、当時は誰1人知る由もありませんでした。

 

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浦和セミナーにおける、MCI(軽度認知機能障害)の方は「認知症予備軍」である、という話は、現在MCIのご家族をお持ちの方には深刻な話です。

しかし、私はここで、別の講演内容を思い出し、希望はあると思いました。

それは、昨年12月18日に京都で開催された「認知症セミナー」(講師/熊本県・国立病院機構菊池病院 臨床研究部長 木村武実先生)で聴講した内容(確か質疑応答における回答)で、MCIの方10例にフェルガード100Mを摂取頂き1年間フォローした結果についてのお話でした。  

 

MCIの方10人中7人は点数が良くなり認知機能改善が客観的に評価された。また、残りの3人は点数が若干下がったものの認知症になった方はまだ1人もいない、とのことでした。

全体的にみると、認知症の検査の結果は平均一転してあがっている。従って、今後継続して経過をみる必要はあるものの、認知症になり難い作用がフェルガードにはあるのではないかと考えられる、という内容でした。

 

この研究は現在も継続中でいずれ正式な国際論文になるのかな?と、勝手な推測をしておりますが、浦和での講演内容をそのまま記載したことで深刻なお気持ちになられた方があるかもしれませんが、決して希望を失うことなく今から試せることは積極的に導入されてみて下さいrockrock

そう願ってこの記事を書きましたし、これから先の「脳活性化リハビリテーション」へと展開する講演内容も記事にして参ります。

 

・・・・と、言う訳で、一日目はここまでpencil
本当はもっと要約して記事にしようか・・・とも思ったのですが、本当に素晴らしい講演だったので、私が記録した限りのことをブログに記したいと考えました。

今日は序の口。まだまだ続きますsweat01sweat01お付き合い願えたらと思います。

Mo54最後までご覧下さり有難うございますMo54
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コメント

記憶力が悪くなって、日常生活・社会生活が困難になる事はあります。しかし、単に記憶障害のみの場合は、認知症とは言いません。健忘症と言います。
現在若者にこの健忘症が増えており、都会の認知症専門外来の来院者の20%程度になると言う状況のようです。
この健忘症の若者の中には、そのために仕事を失い方も珍しくないようです。理由は、短期記憶の使用が少なくなったと言う事のようですが・・・。今では、電話をかけるのも番号を覚える必要はありませんし・・。

あと認知症の方が、動けなる理由の解釈も、私には疑問が残る解釈だと思います。
レビーのようにパーキンソニズムの進行で起こる方が多く、いくつかのタイプがありますが、大部分はこの方が言う変化をきたすことが多いです。
認知症で寝たきりになるのは、大部分がレビーですから・・・。
ピック病の一部はALSのような症状が出てくる方もいますし・・・。
この方は、アルツハイマーもレビーもピックも区別が使い無いのではと思いました。
介護側で認知症の方を良く見ていると事は間違いないと思いますが・・・。
レビー・アルツハイマー・ピックは介護上も大きな違いが出てくる場合が多いので、この方に、アルツハイマー・レビー・ピックのどこまで判っているのか疑問を感じますね。最も認知症全般への対応法(介護面)は、治療面を除いては共通している部分も多いことは確かです。多くの方は、それでも良いのですが・・・。ピック病は、一般にはそれほど多くはありませんし、行動の異常が強いので、介護主体の施設では対応できないとはじき出されているため、見る機会が非常に少ないと思います。

MCIと診断されるのは、大部分はアルツハイマーだと思われます。レビーやピックをMCIと言う範疇に入れるのは、非常に難しいでしょう。アルツハイマーは、進行することが多いですが、フェルガード類で進行と著しく遅く出来る可能性は高いです。
レビーの場合、認知機能の低下を証明することが一番難しいと言うのが、私の印象です。アルツハイマーの合併があり、短期記憶障害が強い方の場合は容易ですが・・・。

投稿: hokehoke | 2012年8月 7日 (火) 06:40

★hokehoke先生へ
こんばんは(^^) コメント有難うございます♪
お忙しい中つたない報告記事に目を通して頂き有難うございます。

今回記事にしたのは、講演導入部の更に一部のみで、極々簡単な解説に留められた印象を持ちました。
 
また、ズブの素人である私が聴講させて頂き、こうして報告記事を書いていること自体が僭越(非常識?)なことなのかも知れません。表現に至らないところがあるかと思いますがどうかご容赦下さい。

講演終盤の「脳活性化リハビリテーション」は非常に興味深く希望溢れる内容で、先生はこの点に重きを置いて講演を展開されて行きたかったと思うのですが、認知症の原因疾患とそれを基にしたケアの理解についてとても丁寧にご解説下さり、全体の2/3の時間を割くに至っていましたが、終盤の「能活性化リハビリテーション」を一層理解するためには割愛できるものでもなかったと思います。

私は、セミナー報告第一弾となるこのブログ記事を、MCIの方(とそのご家族)に決して諦めて欲しくないという気持ちを強くもって書きました。
ブログ読者の方の中にはMCIのご家族がおられることを私は知っています。だからこそ、今からの取組み次第では進行を遅らせ、家族と共に変わらず暮らせる時間を少しでも長く出来る可能性があることをお知らせしたかったのです。ですのでhokehke先生から頂いたコメントはMCIの方とご家族の大きな希望となったことと嬉しく思います。

  
それにしても、お若い方が健忘症で仕事を失うケースがある、とのことに衝撃を受けています。社会的にも深刻な事態であると感じます。

今回の報告は当面続くと思います。前半の基礎的な部分が長くなるとは思いますが、出来るだけ詳細に記録できればと考えております。

今後共何卒よろしくお願い致します。
いつも有難うございますm(_ _)m
kuririn

投稿: ★hokehoke先生へ | 2012年8月 7日 (火) 22:49

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