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2015年7月 7日 (火)

予防医療と食講座 その1

 

     ご訪問頂きありがとうございます♪

     管理人のkuririnです(^^)/

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はじめに、、、

我が家のみーちゃん(姑/85歳)は2007年にレビー小体型認知症と診断され2014年6月から要介護5になりました。初期症状や現在に至る経緯は「お義母さんのお世話」「レビー小体病に思う事」「レビー小体型認知症の初期症状など」カテゴリで綴っております。

このブログは、根治しない進行性のレビー小体型認知症に対し、適切な治療とケア次第で、普通に暮らせる時間が少しでも長くなるのではないか・・・と、ささやかな願いを抱きながら、レビー小体病に手探りで向き合う若輩・管理人の日々のアレコレを(息抜きもいっぱい・笑)綴っています。

(発症時と改善後の表情比較画像はこちらこちらをご覧下さい)

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Photo 認知症のご家族の手足の親指に変形はみられませんか?

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今日のお話はここから

 

7月7日 火曜日

 
 
 
今日は七夕ですが生憎の曇り空。
 
 
 
 
織姫と彦星の逢瀬に夜空を見上げたいところですが、我が家の周囲は夜間も明るく、普段から星空を望めないのが残念です。
 
 
 
 
もしも、ゆっくり旅ができたなら、夜には降り注ぐような星空に包まれ過ごしてみたいものです。
 
 
 
みーちゃんは今日も低空飛行で、ゆったり静かに時を刻み踏ん張り中です。
 
 
 
 
今日、日経新聞朝刊に『腸内を分析 個人別サプリ』という記事がありました。個人の(腸内細菌を分析し)体質にあわせた「オーダーメードサプリメント」の開発に、森下仁丹が慶応大VBと組み、3年後の実用化を目指すのだとか。
 
 
 
 
私は、レビー小体型認知症の姑・みーちゃんと10年の歳月を共に歩み、自律神経症状としての便秘には様々に悪戦苦闘しながら、それでも、腸内環境を整えるべく挑戦をし続けて参りました。
 
 
 
 
そうした日々を回想しつつ今日の新聞記事を眺めると、前記事の講演で学んだ内容と併せ、「やっぱりね!」「そうだよね!」と、感じた次第です。
 
 
 
 
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そこで今日は、前記事コメント欄でお約束した通り、6/28に金沢で聴講させて頂いた講演報告です。
(久しぶりの長文ですsign01)
 
 
 
 
 
ご講演になったDrはこちら↓の書籍をはじめ、多数のご著書を執筆・発刊されています。
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そもそも著者である先生は、血液内科医として、おもに白血病や悪性リンパ腫などの血液がんの臨床に従事されていました。
 
 
 
抗がん剤、放射線治療、骨髄移植、臍帯(さいたい)血移植など、辛い治療を受けたとしてもすべての方が治る訳ではありません。
 
 
 
当たり前の話ではあるけれど、病気になってから治すより、病気にならないようにすることの方がはるかに良い訳で・・・。
 
 
 
そんなことを感じている頃、アメリカでは『抗加齢学』というのが広がりつつあり(当時の日本にはまだ無かった学問に)関心を抱き、内科的なアプローチとしてのアンチエイジング分野で病気を未然に防ぐ医療の必要を感じたそうです。
 
 
 
 
講演では冒頭ある画像が紹介されました。 
 
 
 
 
それは、アメリカのアンチエイジングクリニックの風景で、70代前半のご主人と60代後半の奥様が、ゆったりとソファに体をあずけ点滴を受けておられる様子でした。
 
 
 
 
ご夫妻の様子からは実年齢を感じさせない肌艶の良さ、そして、ニコニコと楽しそうな表情がみてとれました。
 
 
 
当時先生は日頃、病院で点滴中に辛い表情をしている人こそ見たことがあるものの、点滴を受けながら笑っている人を1人も見たことがなく、アメリカでの光景に大変な違和感と衝撃を覚えたのだそうです。
 
 
 
 
そして後日、先生は『なんで点滴しているのに、笑っているのですか?』と、ご夫妻にお尋ねになったそうです。すると逆に
 
 
『お前、何バカな質問をしているんだ!
自分達はリタイアして第二の人生を一日でも長く2人で楽しむために、メディカルチェックを受け、足らない栄養を見つけたり、余分なものを見つけて外に出し(デトックス)たりして、健康で過ごすために受けている点滴なんだから、こんなに楽しいことは無いだろ!』
 
 
と。
 
 
 
 
医師としてガンの領域で診療を続けて来られた先生にとって、この考え方は意外で衝撃だったそうです。
 
 
 
 
日本にはまだこうしたクリニックがない。
 
 
 
 
だったら日本にこうしたクリニックを作ろう。
 
 
 
 
と、言うわけで、10年前に開院されたのが東京の『三番町ごきげんクリニック』で、現在先生は院長としてご活躍です。
 
 
 
 
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アンチエイジング(抗加齢)というと、もっぱら美容の分野をイメージしがちですが、先生のクリニックでは医療として、診察・指導(コーチング)を受けることなり、正しく…
 
 
 
病気を未然に防ぐ医療、がそこにはあります。
 
 
 
その1つがデトックス(体内浄化)で、それは、体内に溜まった老廃物を解毒して体外へ排出することを指します。
 
 
 
 
生理的デトックスとしては・・
 
・便(腸) 75%
・尿    20%
・汗    3%
 
と、言われているそうです。 
 
 
排便コントロールがしっかり出来ているということは、デトックス機能において最大のアドバンテージであり、逆にいうと、便秘や軟便、1日に3回以上も排便があるのは決して良いサインとは言えない、のだそうです。
 
 
 
上記の通り、
 
 
①、腸内環境を整えること
②、水分をしっかり摂取して尿量を保つこと
③、運動をするなどして汗をかくこと
 
 
これらが整い98%のデトックスが適うことになるのですが、本講演では…①の『腸内環境について』が、大きなテーマで、その展開は、昨今私が最も関心を抱く内容そのものでした。
 
 
 
 
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まずは腸年齢チェックから⇒Let's check♪
(画像はクリックで拡大できますsearch)
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いかがでしたか?
該当する項目の数によって以下の通り判定できます。
 
 
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私は実年齢にプラス10歳の腸年齢でした。これは先生がおっしゃるには「老いが全身に広がりつつあり、ぎりぎりの崖っぷちsweat01」なんだそうです。
 
 
 
ヒャ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!! 
 
 
 
 
 
自身の近年の体調不良に関して『腸』が関係しているであろう事は、私も薄々気付いていましたが・・・coldsweats01ヤバヤバsweat01
 
 
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・腸は、「ヒトの身体で最大のリンパ組織、免疫組織」…ヒトの身体を守っているリンパ球の60%が集まる。
 
 
・腸は、「ヒトの身体で最大の末梢神経組織」…首から下の神経50%が集まる。
 
 
・腸は、「ヒトの身体で最大の微小血管系」…毛細血管などの小さな血管の55%が集まる。
 
 
・腸は、「ヒトの身体で最大のホルモン産生組織」
 
 
・腸は、ただ排便をコントロールするだけでなく、その働きは多岐に及ぶ。
 
 
 
先生の専門であるガンの領域でも腸管免疫は大変重要であるし、肥満、糖尿病、動脈硬化も腸内細菌のバランスが関係しているそうです。
 
 
 
いまの医学の分野は、すべて『腸』に集約されて来つつあり、「うつ病」を代表するメンタルな疾患もそれは同様なんだとか。
 
 
 
 
『腸』と言っても、「消化と吸収」という1つのプロセスにおいて腸を語る前に、『食べ物はどこから入ってくるか』というところから始めたい…と、言う訳で、講演は本題へ進んで行きました。
 
 
 
以下、まとめです。
(先生ご自身からブログ掲載の許可を頂いております)
 
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消化の第一歩は咀嚼。
消化器症状の訴えのある人の多くが口腔内の問題を抱えている、という事実があるそうです。
 
 

・腸は身体のど真ん中に位置するが、外(身体の外)と交通している。

 

・皮膚は、身体と外を分けるバリアの役目をしている。皮膚を色んな物が貫通して来たら身体はトンでもないことになる。皮膚は優れたバリア機能を備えている。

 

・ただ、皮膚と言うのは、どんなに体の大きなヒトでも体表面積はたかだか2平方メートル以内くらい。

 

 

・一方、腸は、外から口を介して食べ物が入って来るという意味において、外と交通している。

腸の中に入ったつもりで腸をよじ登ってみましょう。

まず、胃に出て、食道をよじ登ると口に出て、更に進むと外に出られる。なので、腸は身体のど真ん中にあるけれど、実は外と交通しいている、と言える。

 

 

・「吸収をする」、というのは、外から入って来たものを身体の大事な血管に入れてゆく訳ですが、何でもカンでも入って来たらトンでもナイことになる。なので、腸での吸収の機能は「門番がいて」、あなたは入って良いですよ、あなたは入っちゃダメですよと、バリア機能が発達しているところ。。。てか、発達してナイと大変なところ。

 

 

・腸の粘膜…特に小腸はひだ状になっている。

それは、仕事をする面積を広げるためで、そもそも小腸は6メートルほどあり、その面積を(ひだ状の部位も)すべて広げるとテニスコート1面分に相当する、と言われている。

 

 

・つまり腸は、テニスコート1面分の面積を使って、いろいろと良い物は摂りいれ、悪いものは入れナイように、ザルの目のような働きをして“ふるい”にかける役割を担う。

 

 

・“ふるい”にかけるまで…つまり、食べ物が腸に到達するまでの過程というのは非常に大事。⇒物を食べると唾液が出ます。

 

 

・唾液には色んな機能がありますが、まずは消化の時アミラーゼという酵素がデンプンを分解する働きがあり、そこから消化の第一歩が始まります。

 

 

・ものをよく噛む…「咀嚼はひと口につき30回噛みましょう」というのは、ひとつにはまず消化の第一歩をしっかりとやる、そこがちゃんと出来ていないと、その負担は胃に行くし、胃もダメだとこれが全部腸に行ってしまう、ということになります。

 

 

・なので『よく噛め!』というひとつの理由は、まず消化の第一歩をしっかりやろうと言う事です。

 

 

・ところが最近は、加工食品やジャンクフードなど、大体2回くらい噛めば飲込めてしまうようなモノが溢れている。なので、「よく噛む」ということは、腸内環境を整える最初の一歩だということを、改めてよく覚えておいてください。

 

▼唾液の役割

・消化作用

唾液中の消化酵素であるアミラーゼは、デンプンを分解する。

・粘膜保護作用

唾液にはムチンというタンパク質が含まれていて、硬いものと口の粘膜が接触しても傷つかないように、粘膜をコーティングしている。(唾液のムチンは、食塊の形成、摂食、嚥下に重要な働きがある)

・抗菌、自浄作用

唾液中のラクトペルオキシターゼやラクトフェリンと呼ばれる抗菌物質は、口腔内の細菌を除去する。ばい菌が無暗に身体の中に入って来ないようにする働きがある。

・潤滑作用

潤滑油のような働きがある

・中和作用

唾液には、飲食後に酸性を中性に戻そうとする作用があり、虫歯のリスクを減らす

・修復作用

 

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・次に、食べ物は胃に入って来ます。

食道というのはあまり消化機能がなく食べ物の通り道です。

 

・胃にモノが入って来たら、今度は胃酸やペプシノーゲンというような酵素が出て来て、消化の第二弾が始まる訳です。

 

・とろこが、ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ、日本人の2人に1人は持っている)がいると委縮性胃炎を進めてしまいガンのリスクがあります。ピロリ菌は血液検査で確認できるので、30代40代以上の方で調べたことの無い方は一度検査した方が良いです。

 

・ピロリ菌の影響としての慢性の委縮性胃炎を起しても、特に自覚症状の無い人もいます。委縮性胃炎というのは胃の細胞が痩せて、十分に酵素や胃酸が出せない状態になります。

すると消化機能が落ち消化不良という状態になります。それは、目的の小さな単位まで食べ物を分解できず…つまり、栄養を分解できずに、腸にすべてを託す、腸がすべてを担う、ということになってしまう。

 

・ピロリ菌がなくても、胃の弱い方…胃酸物質が足らないとか、酵素が出ないと言う方は消化不良になるワケですから、負担はそのまま腸にいってしまいます。

 

▼ピロリ菌の影響

・胃酸分泌の低下は、鉄やカルシウムの吸収を低下させたり、委縮性胃炎による内因子の欠乏はビタミンB12の吸収低下を起す。

・消化不十分な蛋白質などが異物として認識され、遅発型フードアレルギーなどの要因になる可能性

・胃酸は外から入って来る細菌やウィルスに対する生体のバリア機能の役割も果たしているため、感染に対する防御の減弱も起こる。

・ストレスの過剰で自律神経が交感神経優位になっても、胃酸や消化酵素は出づらくなる。

 ⇒食後はやるべくリラックスを心掛ける。

・胃酸を抑える薬を服用する場合、消化酵素と乳酸菌の併用を。

 

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・胃酸の分泌が低下すると鉄やカルシウムの吸収が低下し、大事な栄養素が吸収できないため様々な不調を来します。

 

 

・更に、ビタミンB12です。
胃を切除した人というのは絶対的にビタミンB12が吸収できないので、全摘した方をずーっと放っておくとVB12が足らなくなって貧血になります。

 

 

・ビタミンB12の吸収低下で問題になるのは、行く行く認知症や動脈硬化をすすめることになります

(胃が悪いから認知症になる、というのは飛躍し過ぎではあるものの、その間にはたくさんのステップがあるとはいえ、胃が悪い人は認知症になりやすいというは、遠回しには言えること、だそうです)

 

・なので、ただの胃もたれ、ちょっとしたコトと思わないこと。何故なら、こうした栄養素が足らない状態が1日2日なら何でもないことかもしれないけれど、それが、1年5年10年20年と続けば、足りている自分と、足りていない自分の20年後は全く違った姿になって来る…そういうことは意識しておく必要がある。

 

・そもそも胃酸はpHが低く、これは外から入って来るばい菌やウィルスをやっつけ、それ以上進ませない役割があり、これも1つのバリア機能。

 

・胃酸の役目がしっかり果たされていないと、感染に対する防御の減弱が起き、カビや悪玉菌などが腸にはびこる…という可能性が起きてしまう。

 

・なので、何気なくモノを食べているけれど、身体の中ではもの凄い働きがあり、食事を一回するだけで大変なエネルギーを消耗している。1日三食ならその度にもの凄いエネルギーを消耗しているので、それだけでも身体にとってはイロイロと負担にはなっている。

 

・ピロリ菌以外で胃の消化機能を落してしまうものに、ストレスがある。

 

・ストレスの多い人は消化酵素の分泌が悪く、誰が見てもストレスがあると思う人は、間違いなく交感神経優位な状態なので、胃酸や消化酵素の分泌が悪く、消化が不十分であることをまずは自覚すること。そして、『何かしら』でサポートを行う。

 

・『何かしら』とは…消化酵素や乳酸菌をしっかり摂るなど、そのあとかかる「腸への負担をいかに軽くするか」について是非取り組んで頂きたい。

 

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・食べ物が腸に入って来る。

この段階で、もの凄く消化の良い方は、たんぱく質だったらアミノ酸まで分解されていて、キチンと吸収しやすい状態になっているが、よく噛まない人や唾液分泌の悪い人、胃の調子が良くないとか、抗生物質を飲んでるとか、ピロリ菌がいるとか、様々な理由で消化が不十分なまま食べ物が小腸まで来てしまうと、もう小腸が大変なことになってしまう。

 

▼小腸は長さ6メートルを超える管で、消化管の約80%を占める。小腸の粘膜からは消化酵素が分泌され、アミノ酸、ブドウ糖、グリセリド、脂肪酸などの最終的な分解物に消化し、吸収と弛緩を繰り返し、移動させながら吸収する。

 

・普段検査している、胃カメラや大腸カメラでは小腸は見ていない。

 

・見ていない1つの理由は、小腸のガン(小腸腫瘍)というのはあまりナイ。

 

・小腸は非常に長く、手技的にも困難であるうえ画像的に評価し辛い場所であるし、大腸や胃と比べると検査しなくても良いと言える場所かも知れない。

 

・小腸は、形態学的な変化があまりナイとは言うものの、機能的な評価は絶対的にしなくてはならない場所である。つまり、消化器として機能しているかどうかはもの凄く重要なこと。

 

・ただ、今の医療の中でその機能を、コレをみればすべてわかりますよ、というような検査項目はナイ。

 

・なので、現在の医療の現場では、自覚症状でナンとかカンとかコントロールしようとしているのが実情。

 

・カプセル様のカメラを飲み込み、お尻から出し、そのカメラの画像を解析して小腸の中を見る事は技術的には可能になっている。が、中を見てもワカラナイ機能的な問題が実は今、もの凄く重要だと言われています。

 

Leaky Gut Syndrome (リーキーガット症候群腸管浸漏症候群・ちょうかんしんろうしょうこうぐん)腸のバリアの炎症や損傷(腸に穴が開いたような状態になる)

加齢、ストレス、薬剤、感染(細菌、かび)、乳製品、有害重金属、食物抗原など

  ↓

フードアレルギー

  ↓

免疫系の異常

  ↓

自己免疫疾患

 

・小腸の粘膜というのは、身体に良いものを取り入れて、悪いものは入れナイ「門番」の役目をしているので、何でもかんでもカラダに入って来ては困る。例えば、ざるの目があったら、通って良いものだけを通す、ダメなものは通さない、というハズが、ざるの目が粗くなり、何でもカンでも身体に入って来てしまうような状態をLeaky Gut Syndrome (リーキーガット症候群/LGS)と言う。

 

・原因は多岐に及び、所謂、現代病のようなもので、腸のバリア機能が破綻して…例えばザルの目が粗くなり何でも入って来るようなイメージ。

(dangerホントに穴が開いているワケではありません)

 

・LGSがあると、悪いものがどんどん入って来るだけではなく、何故か良いものが入って来なくなる。これはつまり最悪の状態と言え、特殊な食物アレルギーや自己免疫疾患が起こりやすくなる。

 

LGS(腸管浸漏症候群)の原因

・ストレス

・加齢

・抗生物質の乱用

・アルコール類、カフェインなどの刺激物過剰

・着色剤、防腐剤、酸化防止剤などの食品添加物

・酵素欠乏

・薬剤(ステロイド)

・精製食品

 

・実際に、どういうことが起こるとざるの目が粗くなるなり、門番の役割が上手く行かなくなるかというと、まずは「ストレス」。消化機能が落ち、腸に負担がかかるようなものが来ることで腸がダメージを受ける。

 

・「加齢」に伴って起きる。

 

・風邪気味だからと、すぐ病院で抗生物質をもらい内服する人は、腸内細菌のバランスを崩し腸粘膜の健康を保ちにくくなる。

 

・過剰なアルコールとカフェイン。(過剰といのはコーヒーなら1日10杯程度)。コーヒーのカフェインはマイナスイメージがあるけれど、実はコーヒーは腸に良い。1日4~5杯飲む程度であれば、女性の場合大腸がんの予防効果があるという研究データがある。

 

・酵素が足らなくてもLGSのような状態になる。また、ステロイドや痛み止めもLGSの原因になると言われている。

 

・加工食品と過剰な砂糖(糖質)。

 

・LGSのような状態は、病院では絶対に診断がつかない。何故なら、小腸が一発で評価できるような検査項目がないので、自覚症状や後述するような別の検査を行い推測することになる。

 

・腸内環境を整えるための5つのR。(アメリカの機能生理学会で提唱されている項目)

 

▼5つのR

①Remove(除去)・・・有害なものを除去する

②Replace(補充)・・・消化酵素を補充する

③Repopulate(再定着)・・・善玉菌を再定着させる

④Repair(修復)・・・腸管の修復をする。実はダメージを受けている人は多い。

⑤Re-balance(バランス)・・・バランスを取り戻す

注)英語での「R」です。 

 
 

 

①、腸内環境にとって『悪いもの』を『除去』する

・食品添加物

(遅発型)アレルギー食品

・有害物質(環境ホルモン、有害重金属など)…実は多い。

・悪玉菌

・栄養バランスの悪い食生活

・ストレス

・病気

・老化

・病原菌の侵入

・抗生物質の服用

など

 

・…上記の項目がある方は間違いなく腸の環境が悪いので、まずはここを直して行くことが重要。

 

 

②、消化酵素を『補充』し、しっかりと消化・吸収

体調不良、加齢、ストレス

    ↓

消化酵素の産生、分泌の低下(ピロリ菌・委縮性胃炎)

    ↓

有害(悪玉)菌による未消化食物の異常発酵

    ↓

消化管の負担が増大

 

・消化酵素を補充する、

色んな理由(ピロリ菌、ストレス、加齢)で消化酵素の分泌が低下すると、悪玉菌による未消化の食物の異常発酵がおきたり、有害なものや未消化の食物が腸粘膜にダメージを与えるなどして消化管の負担が大きくなる。なので、しっかりと消化機能を高めることが腸に対してガンを減らしたりする最大のポイント。

 

③腸内善玉菌をしっかりと保つ

・プロバイオティクス

腸内細菌のバランスを整え、腸内の異常状態を改善する。

※その微生物を含む食品自体(ヨーグルトや乳製品など)をプロバイオティクスと呼ぶこともある。

 

・プレバイオティクス

プロバイオティクスの働きを助ける物質のこと (腸内で消化され、オリゴ糖や食物繊維などがその代表的なもの)

※胃酸で分解、吸収されない

※腸内プロバイオティクスのエサになり、善玉菌だけを増やす(悪玉菌は増やさない)という特徴を持つ。

 

・腸内の善玉菌をしっかりと保つ

腸内の細菌のバランス…乳酸菌のサプリメントもありますが…プロバイオティクスとプレバイオティクスの両方をしっかとり摂ることが大事。

 

・善玉菌は何で摂るか?

お腹の為にヨーグルトを毎日摂っている方もあるでしょうけれど、動物性の発酵食品…つまり乳製品…を摂ると、思わぬアレルギー反応が出ることがあるので後述します。

 

・例えば、ヨーグルトを食べている時に蕁麻疹が出たり、ワーッと呼吸困難になる(即時型フードアレルギー)などではなく…数時間~数日後に何となくの不調として感じる。この不調が毎日だと慢性的な症状となり、あまり感じなくなる。

つまり、ヨーグルトを食べたから何か変わったかと言っても何も感じナイ、そういう潜在的なアレルギー反応があるという事が最近わかった(遅発型フードアレルギー)

 

乳製品が日常化して普及したのはたかだか50年ほどのもの。ヨーグルトは多くの人にその反応が出やすく、実は受け付けない人が多い。

 

なので、出来れば植物性の発酵食品で善玉菌を摂るよう心掛けると安心で間違いが少ない。…つまり、納豆味噌漬物やキムチなどの方が我々日本人の身体は受け付けやすくできている。(先祖代々こうした発酵食品を食べて来ている。仮に、こうしたものを摂りすぐに何か反応が起きるような体質だったらここまで生き残って来れていない、から)

日本人の場合、動物性乳酸菌を日常的に撮り続けると遅発型フードアレルギーの原因となるので注意。

 

 

・プレバイオティクスはオリゴ糖とか食物繊維とかネバネバしたもので、乳酸菌や善玉菌のエサになるので積極的に摂りたい。

 

 

④消化粘膜を『修復』してバリア機能を強化する

・消化管粘膜は、皮膚の組織と同じく身体の内部と外部を仕切るバリアとしての機能を持つ。

・消化管粘膜の細胞はターンオーバーが早い(3日~5日)

・修復の栄養素:ビタミンA、C、D、亜鉛、たくぱく質

・腸管のエネルギーになる栄養素:グルタミン

・粘膜の修復に必要な栄養素:フォスファチジルコリン(レシチン)

・抗炎症作用にある栄養素:EPA、γリノレン酸、クルクミンなど

 

・消化管粘膜を修復してバリア機能を強化すること…実はこれがもの凄く難しい事

 

 

・人間の細胞は60兆個あり、その細胞の中で、いまこの瞬間から1人の身体の全体の細胞が生まれ変わるには数か月かかる。

数か月かかって初めて生まれ変わる細胞もあれば、数週間で生まれ変わるものあり、また、数日で生まれ変わるものもある。

 

60兆個の細胞の中で最も早く生まれ変わる細胞が腸の粘膜の細胞で、大体3日くらいで変わる。つまりそれは、そのくらい普段重い仕事を担っている、ということ。

 

 

・その様に、しょっちゅう生まれ変わる粘膜細胞の機能が正常であるかどうかは(お腹の調子やお通じの良し悪しということだけではなく)、非常に重要

 

 

・お腹の調子が悪い自覚がなくても、お腹の機能が落ちてしまうと、ガンやアルツハイマー病や糖尿病にも罹りやすくなり、また、肥満にもなりやすくなる、といことがわかっている。

 

 

・腸管の粘膜の修復には、ありとあらゆる栄養が必要…ビタミン、ミネラル、アミノ酸、脂肪酸など。

 

 

・結局、LGSのようになってしまうと、その大事な栄養素が入って来ないことになるので、なおさら治りにくい、ということになる。

 

 

・とは言うものの、一生懸命こうした栄養素を摂らないと良くならないので、結局これは薬で治すというより栄養で治すしかない、と言える。

なので、食事はもの凄く大事である。

 

・良くも悪くも、どっちも食事。

 

・先ほどの、腸内環境にとって悪いものをみてみると、添加物、アレルギー食品、栄養のバランスの悪い食生活、かなり食事由来のものが多い。

 

・良くするのも、食事由来(栄養)である。なので…、

 

自分にあった良い食生活をしているか、自分にあっていない悪い食生活をするかで、健康はもの凄く変わる!

 

と、いうこと。(後半で登場しますが、実はコレ、血液検査で調べられますsign03)

 

 

 

⑤身体全体のバランスを取り戻す

・正しい生活習慣を取り戻す

・心と体のバランス

・栄養のバランス

・ストレスバランス

など

 

・最後の5つ目のRは、自律神経バランスや心身体のバランスのことで、こういうものが整っていないと腸の環境は良くなり難い、ということが言える。

 
 
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長くなりました(^^;)。
続きは、いよいよ「腸内フローラ」の話題が登場です。
 
 
つづく。
Mo54最後までご覧頂き有難うございましたMo54

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GSHは加齢やストレスで減少するグルタチオンを体内で生成するサプリです。毎日の摂取で不足分を補うのに役立ち、グルタチオンを「身体に溜める」という考え方で作られており、安心・安全の国内産で医療機関向けです。認知症のご本人のみならず、介護する私達自身の疲労緩和を考えるのも非常に大事ですね(^^)。
実は…( -ノェ-)コッソリ
関節リウマチのkuririn愛飲中♪高い抗酸化力と解毒作用に助けられています。
         
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