2017年7月 5日 (水)

認知症予防セミナーin金沢⑤

ご訪問頂きありがとうございます♪

管理人のkuririnです(^^)/

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はじめに、、、

我が家のみーちゃん(姑/88歳)は2007年にレビー小体型認知症と診断され2014年6月から要介護5になりました。初期症状や現在に至る経緯は「お義母さんのお世話」「レビー小体病に思う事」「レビー小体型認知症の初期症状など」カテゴリで綴っております。

このブログは、根治しない進行性のレビー小体型認知症に対し、適切な治療とケア次第で、普通に暮らせる時間が少しでも長くなるのではないか・・・と、ささやかな願いを抱きながら、レビー小体病に手探りで向き合う若輩・管理人の日々のアレコレを(息抜きもいっぱい・笑)綴っています。

(発症時と改善後の表情比較画像はこちらこちらをご覧下さい) 

 

Photo

 

前記事の続きです。

 

緑茶成分テアニン

▽テアニンとは

・玉露や抹茶などの高級緑茶に2~3%程度含有。

・紅茶やウーロン茶にはほとんど含有されない。

・脳内移行性は高いが、グルタミン酸受容体のどのサブタイプにも作用しない。
(脳に非常に入り易いことがわかっている)

・脳内のグルタミン取込を強く阻害する。

       ↓

・脳内グルタミン輸送担体の基質。

(出典/Kakuda et al.,Neurosci.Res.,2008. )

Dsc00726

 

▽テアニンの構造

テアニンはグルタミンに似た構造をもっていると提唱されており、詳細は以下スライドの通り。
(クリックで拡大search)

Photo_2

上記の通り、テアニン、グルタミン、グルタミン酸、GABAは、構造が似ている。

 

グルタミン酸(昆布の旨み成分として有名)は、(前記事、シリーズ③に掲載の通り)脳を活性させる(興奮作用)アミノ酸で、GABAは脳を抑制するアミノ酸。

テアニンは緑茶の旨み成分で…例えば玉露では、舌のうえで少し残る甘味こそがテアニンです。

 

▽グルタミン酸(Glu)

1907年に昆布の旨味成分として発見。

1944年に神経興奮物質であることを発見。
       downwardright
・全ての細胞に共通に存在
・たんぱく質生合成の基質
・エネルギー代謝に必須
・各種アミノ酸代謝に関与
       downwardright
脳内の特定機能には関与できない

 

▽グルタミン酸の摂取

・経口摂取時は「消化管粘膜」で消費されるので、血液中には出現しない。
       downwardright
・体内のグルタミン酸はすべて「閉鎖系」で生合成されて代謝される。
       downwardright
・血液中グルタミン酸は血液脳関門を通過しないので脳に移行しない。
       downwardright
・グルタミン酸摂取は脳機能に影響しない。

 

◆ヒト介入試験
(医)順風会 天山病院
(社)白寿会 介護老人保健施設 れんげ壮

出典/日本未病システム学会誌 15. 17-23(2003) 

 

▽被験者の背景

①非摂取群
  7名 / (男性1名+女性6名)
  年齢 / 83.4±10.2
  前観察時のHDS-R/ 24.7±2.8

②プラセボ群
  6名 / (男性1名+女性5名)
  年齢 / 84.2±6.9
  前観察時のHDS-R/ 23.4±1.2

テアニン高含有緑茶抹群(テアニンリッチ)
茶葉の収穫2週間程度前から日光を遮ると(かぶせ茶)テアニン生成が(通常のものより約10mg程度)増す。

  11名 / (男性2名+女性9名)
  年齢 / 79.9±8.3
  前観察時のHDS-R/ 25.0±2.4

・緑茶抹摂取量
170mg/カプセル×4個/回×3回/日=12カプセル/日
 
 
・緑茶抹摂取量 : 約2,040mg/日
 テアニン摂取量  約47.5mg/日
 カフェイン摂取量 約64.9mg/日
 カテキン摂取量  約162.2mg/日
 
 
・参考/標準的な抹茶1杯あたりの濃度
 テアニン 約35mg/杯
 カフェイン 約80mg/杯
 カテキン 約230mg/杯

 

・1年間追跡調査(二重盲検法)で認知機能を調べた。

 

◆長谷川式評価

開始6ヶ月までは、各グループとも大きな変化はみられないが、7ヶ月目以降はテアニンリッチ摂取群において認知機能に有意な改善がみられ、テアニンの働きが確認できた。

Dsc00727

 

◆回帰係数

・非摂取群
 平均値 ‐0.116±0.394
 個体数 7

・プラセボ群
 平均値 -0.087±0.148
 個体数 6

・緑茶抹群
 平均値 0.113±0.160
 個体数 11

 

数値を解析すると、緑茶抹群(テアニンリッチ)だけがプラス側になり、非摂取群およびプラセボ群はマイナス側となった。

以上のことから、テアニンリッチな緑茶は認知機能回復に貢献・期待ができるのではないか、と考えられる。

 

◆神経系前駆細胞

▽疾患発症機構

ヒト(個体)は約40兆個の細胞からできているが、もともとは1つの細胞(受精卵)である。

1個の細胞が40兆個の細胞になる過程で色々な細胞が作られ、組織ができ、身体ができる。

病気は、「身体が病気になる」訳だが、実際にはもっと早い段階(細胞の状態)で働きがおかしくなり(機能異常)、それが蓄積され「疾患発症」に至る。

一般的に薬剤は疾患が発症してから細胞を元に戻すために使われ、病気にならないと薬剤は処方されない。

しかし、それよりも、病気にならないことの方がはるかに大事である。

 

▽神経系の細胞系譜

「病気にならない」ということを脳でみてみると、神経幹細胞(前駆細胞)から脳の細胞ができている。

 

神経幹細胞は、(先に説明した)アストログリアやオリゴデンドログリア、ニューロンに変化してゆく。

 

アストログリアやオリゴデンドログリアは自分で再生する(増える能力を持つ)が、ニューロン(神経細胞)は自分で増えられない(増える能力を有しない)ので、ニューロンが壊れると認知症へ繋がる。

 

◆未成熟脳

▽胎児脳

朱く染まっているのが神経幹細胞(ネスチン発現部位)。

Dsc00728

胎児の脳では脳全体に神経幹細胞があるのがわかり、未熟な細胞が山のように存在する。

 

▽免疫細胞染色

それを示したのが以下画像。

1、“ネスチン”は幹細胞だけに存在
2、“MAP2”は神経細胞だけに存在
3、“GFAP”はアストロサイトだけに存在

Dsc00729 

大脳皮質、海馬、線条体、脳幹から採取して、ネスチン、MAP2、GFAPをそれぞれ染色すると、ネスチンだけが染まり真っ赤な大きな塊になる。

“1”のみが染色されるので「幹細胞である」と確認できる。

 

▽自発的分化

この細胞を更に分化させるとネスチンが消え、MAP2(赤)やGFAP(緑)が現れて来る。

Dsc00730

つまり、細胞が変化(分化)した事を意味している。

 

成熟脳

▽成人脳における神経新生

Dsc00731 

(先に述べた通り、胎児では脳全体でみられた幹細胞は)成人の脳では限られた場所にしか幹細胞はみられない。それは・・・

・歯状回(しじょうかい) 5千個

・脳室下帯(のうしつかたい) 6万個

 

この2カ所にある幹細胞は、吻側移動経路(ふんそくいどけいろ)を移動して神経細胞へ変化する能力を持っており、例えば、脳室下帯の幹細胞は吻側移動経路を移動して、遠く離れた嗅球で落ち着くなど。

24_3

 

認知症発症の前駆症状として嗅覚低下がみられると言われているが、ニオイを測定する細胞は、吻側移動経路を移動して幹細胞が嗅球に集まる、と言われている。

 

更には、仮に、脳内で、何等かの原因で神経細胞死が起きた場合、歯状回や脳室下体の幹細胞は、その場所へ移動して神経細胞を補う働きを持つこともわかっている。

 

しかし、(歯状回や脳室下体にある幹細胞は)もともとの数は僅か(6万個程度)なので(先に述べた通り)1日10万個ずつ失われる神経細胞は補えず、ましてや疾病が原因で神経細胞死が加速した場合は、到底その供給は追いつかない事になる。

 

▽ニューロン新生 

海馬歯状回では・・・

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海馬歯状回の細胞をみると・・・

神経幹細胞が増殖
    ↓
   移動 
    ↓
未熟型神経細胞
    ↓
   分化
    ↓
成熟型神経細胞

成熟した神経細胞が規則正しく並び海馬が機能。
最初の記憶が海馬に貯蔵され、その後、必要な(意味のある)ものは大脳皮質へ送られ記憶が長期に定着すると考えられている。

 

▽実際の存在を実験的に確認

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◆テアニン仮説

種差:ラット/マウス
成熟度:未熟脳/成熟脳
分化度:胚性腫瘍細胞

 

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神経細胞は、神経幹細胞が神経発芽細胞から未熟神経細胞を経て、最終的に成熟した神経細胞として出来上がる。

 

そして、成熟した神経細胞が脱落したり不全状態になるのが認知症の大きな原因のひとつであると言われている。

 

そうした状態のとき、これまでは医薬品やサプリメントの投与で神経細胞の脱落を抑制する、あるいは、働きを保護するなどのアプローチがありました。

 

しかし、テアニンは神経幹細胞に働きかけ、神経幹細胞の数を増やし、神経細胞になり易くする、という性質を持っていることがわかった。

 

テアニンのターゲットは神経幹細胞であり、既存の医薬品およびサプリメントとは全く異なる。

 

既存の医薬品やサプリメントで神経細胞死を少しでも遅くすると共に、アプローチの異なるテアニンの長期投与で神経幹細胞から新しい神経細胞の供給ができる、と考えられる。

 

が、健常人で1日10万個の神経細胞消失が疾病で急激に加速した場合、もともと6万個程度の幹細胞なので、テアニン投与でいくら作っても元に戻ることはなく、非常に時間がかり、連日の飲用で新しい細胞を供給アップを図り続ける必要があるので、ヒトの場合だと7ヶ月を過ぎてはじめて効果がみられるケースが多い

 

▽テアニン作用の選択性

28  

なぜテアニンが効くかの詳細はこちらのサイトでご確認になれます。

1、脳にだけ存在する
Slc38a1

2、神経幹細胞だけに存在
bHLH genes

1+2をターゲットにして活性化させる
     ↓
3、神経細胞新生へ。

 

▽神経ネットワークの回復

様々な疾患によりニューロンが死滅すると、神経ネットワークが壊れてしまうことは既にお話した通りです。

しかし、その時にテアニンが継続投与されていると、 神経細胞が新生されるので、脱落や不全状態にあるニューロンを回復させ、神経ネットワークの再構築を図ることができる、と考えられる。

 

▽テアニン関連発表論文

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以上、講演記録はここまでです。

 

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尚、(当日配付資料によると)本来はこの後

・食物の代謝とは
・食物の吸収とは
・テアニン製品化

等々お話下さる予定だったようですが、時間切れで割愛となりました。

 

個人的には、非常に関心のある内容で、特に「テアニン製品化」に関しては、臨床応用の可能性もあるだけに、ワクワクする内容であったのでは?と、聴講できなかったのが残念でなりません。

 

米田先生からのメッセージとして・・・。

 

①、サプリメントを含む食品は、食べてちゃんと脳に届くのかについて、積極的に情報を求め確認してほしい。

 

②、食品が実際に食べた時に、腸から吸収され、肝臓を通り抜け、きちんと脳に到達するかどうか、そこを科学的な根拠について情報収集を行い、納得して選択しないと、トンでもナイものにお金を払い、摂取をすることになり兼ねない。

 

この2点について注意喚起され、講演は終了しました。 

 

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◆質疑応答

▽テアニンの摂取量に関して 

 

Q1) テアニン含有食品「ニューロテアニン」は1日どの程度飲むと良いですか?

A1) 認知症予防だと1日2粒が(経済的負担を考慮しても)適正量かと思う。

 

Q2) それ以上、たくさん飲んだらどうなりますか?

A2) 現状の報告では、テアニンは1日2g(=2000mg) を一気に飲んでも影響はないと言われいるが、2gを継続するにはそれなりの経済的負担が生じることになるので、そこまですることはないのではないか。

 

Q3) テアニンは睡眠に関係があるのですか?

A3) はい。おっしゃる通りです。最近体験したことをお話したいと思います。

30年近く睡眠薬の内服を継続していた方がおられました。ところが、何かの拍子に処方内容に変更があり別の睡眠薬になりました。すると、その方に完全に「認知症」のような症状が現れ、既に高齢(90歳)であったためご家族も「仕方ない」と考えておられました。

しかし、お話を良く聞くと、睡眠薬が変更になった頃から症状がみられるようになったことがわかり、睡眠薬による薬物中毒ではないかと疑い、その方にテアニンを摂って頂きました。

具体的には、ニューロテアニンを1日12粒(朝3、昼3、夕3、眠前3)で1週間、摂取して頂きました。

すると、開始当初は「眠れない」という訴えがあったものの、睡眠薬に頼らなくても完璧に眠れるようになった、という話でした。

更には、それまで睡眠薬継続中はよく悪夢をみていたそうですが、悪夢をみなくなった、とのことで、一時はご家族も「いよいよ認知症か・・・」とご心配になりましたが、そうしたご様子(よだれ、脈絡のない会話など)や言動も一切消失し、以前の通りお元気にお過ごしです。

具体的な用量で言うと、ニューロテアニン1粒にテアニン50mgを含有しているので(50mg×12粒=600mg)1日あたり600mgを飲んでおられますが、いまのところ睡眠に関しては全く問題がありません。

講演中にも触れましたが、睡眠薬の禁断症状も非常に怖いと思いました。

 

Q4) 睡眠薬は依存性や習慣性が心配だが、テアニンはどうか。

A4) テアニンに習慣性はない。

 

Q5) ニューロテアニンを飲むタイミングを教えてください。

A5) 血中濃度を考えると、高い濃度を一定に保つに越したことはないが現実的ではないので、飲み忘れを防ぐ意味で毎食後(食前でも、いつでもOK)に飲む(習慣をつけて頂く)ことをお薦めしています。

血中濃度という観点では、「食前」だと急上昇して早目に代謝され、「食後」だとゆっくり上昇してゆっくり代謝される違いはあるものの、大きな問題ではなく、大切なのは「忘れず毎日飲む」ことです。

 

Q6) MCI(軽度認知機能障害)の場合、1日の用量はどのくらいが適切ですか?

A6)  1日2粒でよいと考える。(それ以上の摂取を否定するものではないし、大量に摂取して問題がある訳でもないが、経済的な負担を各自で考慮し、継続可能な範囲でご判断ください)

あくまで「食品」なので一般的な薬剤のような厳格さよりも、日々の食事のように「毎日忘れず継続して摂る」ことの方が大事です。

 

◆ニューロテアニンご利用者の声

▽短期的には 

・睡眠の質の改善が圧倒的に多く、それまで眠剤が欠かせなかったが、なくても眠れるようになった、という声は圧倒的に多い。

 

・寝つきが悪くなかなか眠れなかったのが気付いたら朝になっていた、という、寝つきが良くなった、という声。

 

・在宅介護をされているご家族にはショートスリーパーが多く、短時間だか深く眠れるようになり、睡眠の質が向上した、との声も多数聞かれる。

 

・頭に「まるで1枚皮がある」ようなモヤモヤした感覚が、いつの間にか消えて頭がスッキリした。

 

・頭の前側やこめかみの、頭痛が知らないうちになくなり楽になった。

 

▽長期的には

 

・短期記憶の保持が回復して来た。

 

・尿意はあるもののトイレに間に合わず尿失禁の対応に大変だったが、間に合うようになって来た。(尿失禁の改善)

 

▽認知症以外への期待

 

・発達障害やその他の神経疾患にも現在試用中である。

 

・先の講演内容にもあった通り、ニューロン再生には半年以上の歳月を要するものの、昨年9月の発売開始以来、徐々に嬉しい声が増えて来た昨今である。

 

 

以上、講演の記録はここまでです。

 

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◆その他、資料(こちらから引用)

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◆私の感想

こちらのサイトが、簡潔かつわかり易くまとめてあると思いますので、是非ご参照ご一読になると理解の助けになるかと思います。

 

また、臨床研究についてはこちらをご参照ください。

 

きらきら組では、;昨年9月にご講演頂いて以来、ニューロテアニンの継続摂取を開始されたメンバーから「嬉しい変化」についてがおられ、今回の金沢にはそうした方々にみられた「嬉しい変化」について、先生に直接ご報告が叶いました。

 

 

【実際に私が聞いた、ご報告①】

 

2010年診断・DLB女性(88歳)要介護5のケース

在宅において日常会話から主たる介護者(キーパーソン)である娘さんの名前が徐々に消え久しい折、寂しい思いが募るものの、仕方ないと受け入れていた。

ニューロテアニン摂取(夕/6粒)を開始

◆昨今では会話の中に「○○子」と娘さんの名前を交えた会話が成立することが増え、調子の良い時は元に戻ったかのようなご様子だとか。

 

◆また、パーキンソニズムの1つである「小字症」がみられ、ご自分の名前は長らく筆記できなかったが、ある日、デイサービスから持ち帰った作品に自書で氏名が記載されているのを確認。

 

私は実際にこうしたお話を耳にしているので、講演中、神経幹細胞の新生とニューロン再構築の機序を再確認させて頂きながら、日々の暮しで徐々に出来なくなっていたことが、また出来るようになるというのはこういうことなんだ、と実感をもって理解できたように思います。

 

【ご報告②】

DLBご本人より

◆起床時の頭痛が緩和された自覚がある

 

【ご報告③】

私自身の経験です。

確かに、睡眠の質が向上した実感があります。
長らく続いた起床時の不調も徐々に緩和されつつあり、目覚めのスッキリ感が得られる頻度も上昇していると感じています。(日中の覚醒や集中力がアップ!)

 

みーちゃんを病院でお願いして以降も、在宅介護中に習慣化した細切れの短時間睡眠の障害が残り、ここ数年は『眠り』に問題を抱え眠剤を常用していたのですが、これが改善傾向にあるように感じており、また1つ薬剤離脱が図れそうで大変嬉しいです。

 

認知症やがん、心臓病の発症や悪化リスクとして「睡眠負債」 という言葉を耳にする昨今、テアニンは短期的効果として「睡眠の質の改善」にも貢献すると考えられていることから、これを継続することは、より良い睡眠を実現・体感しながら、長期的には神経幹細胞の新生によるニューロン回復が期待され、神経変性疾患の認知機能の維持・改善のみならず、神経精神疾患に対しても希望があるのでは、と思わずにはいられませんでした。

 

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Img_20170618_190500

金沢から特急で帰路に着くと、車窓からは美しい夕陽が望めました。

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2017年7月 2日 (日)

認知症予防セミナーin金沢④

ご訪問頂きありがとうございます♪

管理人のkuririnです(^^)/

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

はじめに、、、

我が家のみーちゃん(姑/88歳)は2007年にレビー小体型認知症と診断され2014年6月から要介護5になりました。初期症状や現在に至る経緯は「お義母さんのお世話」「レビー小体病に思う事」「レビー小体型認知症の初期症状など」カテゴリで綴っております。

このブログは、根治しない進行性のレビー小体型認知症に対し、適切な治療とケア次第で、普通に暮らせる時間が少しでも長くなるのではないか・・・と、ささやかな願いを抱きながら、レビー小体病に手探りで向き合う若輩・管理人の日々のアレコレを(息抜きもいっぱい・笑)綴っています。

(発症時と改善後の表情比較画像はこちらこちらをご覧下さい) 

 

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前記事の続きです。

 
◆認知機能障害
 
 
脳の働きがうまく行かず(第一部の講演でもあった通り)生活に困難や支障を来す状態を、大きくまとめて「認知症」と言われています。
 
 
 
▽認知症を起こす代表的な病気・病態
 
Dsc00716
 
今日お話するのは変性疾患です。
 
これは、何等かの原因で脳の神経細胞が壊れてしまう病気で、大きく3つのグループに分けられます。
1、アルツハイマー型認知症
2、レビー小体型認知症
3、前頭側頭葉変性症
 
この3つに共通しているのは、神経細胞が壊れて消失してしまう、ということです。
 
 
また、認知症には、脳血管性認知症もあります。
脳の神経細胞は、血液が運ぶ酸素とグルコースがないと機能しないため、脳内の血管が詰まったり断裂すると神経細胞にこれが届かず死滅します。
 
 
他にも、認知機能が障害される病気・病態は多々あり・・・
 
 
・お酒の飲み過ぎ(アルコール脳症)
 
・一酸化炭素中毒
などなど、様々な原因で認知機能が不全状態に陥ることがありますが(詳細はスライドその他の一覧↓を)、それらは早期発見で治す(元に戻す)ことが可能なタイプも含まれています。
2
ところが、変性疾患脳血管性に起因する4つの認知症は、治療で元に戻すのは不可能だと言われています。ですが、そこにチャレンジしようというのが私の考えです。
 
 
 
▽4つのタイプの認知症をみる
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3つの変性疾患と脳血管性、あわせて4つのタイプはどうなっているのかまとめました。
 
 
・アルツハイマー型認知症
海馬や、後帯状回、頭頂葉の内部の楔前部(せつぜんぶ)および頭頂葉に異常が現れる。
(海馬は最初に短期記憶を留め、その後、長期記憶の前頭葉に送る、ということが行われている場所)
 
 
・レビー小体型認知症
後帯状回、頭頂葉の内部の楔前部(せつぜんぶ)、頭頂葉、後頭葉に異常が現れ、大きな影響がでます。
 
 
特に、後頭葉は目で見たものを認識する場所で、これがうまく働かないと、幻視・幻覚(実際にはないものが見える)症状が起こる場合もあります。(その他、運動症状・自律神経症状など症状は多岐におよびます)
 
 
・前頭側頭葉変性症
若年で発症しやすいと言われており、前頭葉および側頭葉が委縮するため、前頭葉・側頭葉に異常が現れ、異常行動に繋がる場合もあります。
 
 
・脳血管性認知症
前頭葉には、折れ曲がった切れやすい血管(大脳動脈や前大脳動脈)があり、脳出血や脳梗塞が起こりやすいため、前頭葉に異常が現れます。
 
Dsc00717
 
このように、脳の表面(大脳皮質)に障害が起きることで、円滑な社会生活が営めない状態に至ります。
 
 
 
◆認知症を来す神経変性疾患の特徴
 
では、なぜそのような困ったことが起きるのでしょうか。
 
 
▽特徴ある病変分布
・アルツハイマー病
海馬、側頭葉内側、頭頂後頭葉、など
アミロイドβが大脳皮質に沈着しており、更に、タウたんぱく質がリン酸化しており、これが原因ではないか(仮説)と言われ続けている。
 
 
・レビー小体型認知症
後頭葉、側頭葉、黒質、など
αシヌクレインが発見されている
 
 
・前頭側頭葉変性症
前頭葉、側頭葉
TDP-43の沈着が脳内にみられる。 
 
 
▽神経細胞の消失
Photo_2  
 
 
▽特異的封入体の出現
 
Photo  
患者さんの死後、脳を開いて調べると色々なことが判ってきました。(スライド下段画像)
 
 
▽治療薬開発のあゆみと現状
 
これまでアルツハイマー病の治療薬としてAβをターゲットにして来た。(Aβを減らせばアルツハイマー病の発症が改善する?、という目的の下で世界中の製薬会社が凌ぎを削り開発)
 
 
例えば、Aβの抗体を用いるとAβは完全に消失するものの症状は全く軽減されない、という矛盾が確認されていることから…
 
1、Aβが本当に原因なのか
2、それとも、結果なのか
3、あるいは別の原因があり最終的にAβが蓄積するのか
 
 
結果をいくらターゲットにしても治療には繋がらない。
 
 
検体は既に死亡した患者さんの脳を開き(剖検)、疾患別にそれぞれ画像のようなたんぱく質が多数みられた、ということで、既に亡くなった方の脳なので実際はもっと何十年も前に原因があった可能性もあり、その原因に辿り着けない限り医薬品で治療するのは相当難しいと言える現状がある。
 
 
認知症(治療薬)の研究はこれまで、「結果」ばかりを追いかけていたために「原因」が分からず「ふりだし」に戻っている、と言える。
 
が、今を生きる患者さんは待っていられない。
 
 
◆代表的な脳変性疾患
 
 
▽画像でみる
 
画像では、脳が活発に働いているところが赤く、一方、働いていないところが青で示されており、黒い部分は細胞のない場所で脳内の空洞です。
 
Dsc00722
 
・アルツハイマー病は、後頭葉が活発に働いているが、前頭葉の働きは悪く、海馬は働いていないのがわかる。
 
 
・前頭側頭葉変性症は、前頭葉はほとんど働いておらず、海馬のはたらきも悪い。
 
 
・レビー小体病は、後頭葉に活性がみられない。
 
 
このように変性疾患3種の典型例の脳をみてみると、明らかに違いのあることが判ります。
 
 
▽臨床症状でみる
 
 
■アルツハイマー型認知症
 
 ・発症年齢
  年齢は、若年発生もあるが70歳前後に多く高齢になるに従い増加する。
 
 
 ・性差→女性に多いと言われている(理由は判っていない)
 
 
 ・症状の特徴
  記憶の障害が初期症状
  様々な進行し、時間や場所などが正しく認識できなくなり、計算障害も出て来る。
 
 
■前頭側頭葉変性症
 
 ・発症年齢
  40歳~60歳と比較的若年でも発症
 
 
 ・性差→男女差なし
 
 
 ・症状の特徴
  初期から怒りっぽくなる、無頓着になるなど性格(人格)の変化が現れる。同じ行動を繰り返す(常同行動)
 
 
■レビー小体型認知症
 
 ・発症年齢
  若年発症もあるが70歳前後に多い
 
 
 ・性差→男性に多いと言われている
 
 
 ・症状の特徴(ない人もいる)
  リアルな幻視が特徴
  運動障害、無表情
  うつ、無気力
  便秘をはじめとする自律神経障害
  精神安定剤の服用で全身状態が悪化するケースもある
 
 
◆画像でみる脳血管障害
 
▽脳梗塞
  
脳の血管が詰まる
 
心臓の悪い方の場合、血栓ができても心臓の血管はとても太いので良いが、血栓が脳に運ばれてしまうと、脳の血管はとても細いので詰まることがある。
すると、その血管で養われている神経細胞は死滅する。
画像診断では、患部が黒く映ります。
 
 
 
▽脳内出血
 
脳内の血管が切れてしまうことで、細胞に栄養が届かず死滅する状態。
 
画像診断では、幹部は白く映ります。
 

 
▽注意するところ
 
「脳梗塞」と「脳内出血」は症状が酷似しているが治療は真逆。
 
脳梗塞は血栓を溶解するなど、取り除く必要がある。
 
脳内出血は血液を凝固させる処置が必要。
(仮に、この診断を誤り逆の薬剤を投与すると取り返しのつかない事態へと発展する。)
 
 
こうしたアプローチで脳内の血管のトラブルにより神経細胞死が起きることで認知症に至る。
 
 
◆認知症の種類別 患者数の割合
 
Dsc00723
 
一般的によく目にする図で、これに拠ると我が国における患者数の割合は・・・
 
・アルツハイマー型認知症は、50%
 
・レビー小体型認知症は、20%
 
取り分け「レビー小体型認知症」は発見者が日本人で、日本で調べると概ね20%という数字になるが、アメリカの統計では10%で、国よるバラつきがあると言え、その背景として診断する医師の経験と知識が影響していると考えられる。
 
 
◆日本の認知症の患者総数の推移
 
アルツハイマー病患者は15年間で「18倍」の増加。

 

グラフにおいて患者が急激な右肩上がりで増えている背景について考えたいことがある。

 

グラフの示す1996年の社会は現在ほどアルツハイマー病が周知されておらず、更に、1960年代にまで遡るとほとんど知られていない(知っていたのは研究者くらい)頃で、医師ですら診断できないことも少なくなかった。

 

いま、世界中で注目されていることから医師にも広く知れ渡り、怪しげなものはなんでもかんでも「アルツハイマー病」と診断されている側面(危険性)は否定できない、と読み取れる側面があり得るのではないか。

 

併せて、アルツハイマー病の診断技術の向上もグラフに反映されている点、その他、環境因子が関与している可能性も否定できないだろう。

 

▽睡眠薬の影響 ←重要sign03sign03ここで、米田先生が実際に経験された症例を報告。

現在、睡眠薬は、うつ・統合失調症・発達障害多・てんかんをはじめ、実に多くの疾患に処方されている現状があります。

 

更に、高齢になると眠れなくなることもあり、かかりつけ医によって割と安易に処方されている現状があるのではないか。

 

特に、高齢者の場合、内服当初はそれなりに効果が得られるものの、内服を継続する過程で効きが悪くなるケースも少なくなく、勝手に用量を増やして内服してしまう患者がいる。

 

すると、確かによく眠れるのだが翌朝の起床後も薬効が継続しており「ボーーーーっ」とした状態がみられるようになり、朦朧とした状態で家族が病院へ連れて行き検査を受けると、例えば「100から7を引いてください」との問いにも満足に答えられないため、「アルツハイマー病」と診断されてしまうが、実は睡眠薬中毒だった。

 

睡眠薬が怖いのは、耐性と薬物依存などで薬がないと生きて行けない状態に展開しやすいこと。

更には、薬を止めると禁断症状が現れ、意識が混濁した状態にすらなるため、この時に病院で検査を受けると、ほぼ誤診されてしまう現実があるのではないか。

 

上画像の急上昇を示すグラフには、睡眠薬中毒の高齢者も含まれている可能性は否定できず、その危険性は深刻である。

 

睡眠薬はたいへん良い薬ではあるが使い方を間違えると怖い、ということを覚えておきたい薬剤の1つである。

 

特に、高齢者の場合、毎日内服するのは危険で、せめて2日に1回、もしくは3日に1回、更にはもっと頻度下げる方が安全である。

 

また、効き目を求め勝手に用量を増やすのは、日中の覚醒レベルにも深刻な影響を及ぼすため、危険。

 

昨今、睡眠薬は比較的安易に処方される薬剤で、 そこには製薬企業の経済効果や医師の経済事情など様々なファクターが絡んでのことと推測されるが、そこは実際に内服する方が自分で良く考え、「睡眠薬は危険だ」と認識を持つことが大事なのではないか。

 

◆全世界の認知症患者数の予測

  
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薬害等々の影響も含め、このまま推移すると2050年にはアルツハイマー病は1億3500万人に達すると予測されています。

 

尋常ではない数ですが、先の話も鑑みて「本当にアルツハイマー病なのか?!」もしくは「何かの薬物中毒などの薬害なのか?!」という危険性を考えて行く必要があるのではないでしょうか。

 

◆アルツハイマー病の防御・促進因子

16

詳細は第一部・榎本先生のご講演でもあった通りです。

この図は、統計学的にまとめてあります。

 

防御因子に「アルコール」とありますが、これはあくまで「適量の場合」を示します。過度なアルコールはアルツハイマー病の発症因子になります。

 

高血圧の方が降圧剤でコンロトールするのは大事なことです。

 

一方、促進因子の中でも「遺伝的要因」は、僅かとはいえ除外はできません。また、加齢をはじめ、社会的経済的要因、高血圧などの血管因子、ライフスタイル、うつ病、頭部外傷なども挙げられます。

 

このように、アルツハイマー病の防御因子と促進因子が判って来ている中で、取り分け「食事」は非常に重要です。毎日なにを食べるかは実は大きなキーファクターで、その影響はヒトの身体で強く現れて来ると考えて良いです。

 

◆認知機能障害の発生リスク

更に、第一部・榎本先生のお話と関連したお話です。 

「外出」は脳の刺激になることが判っています。

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※東京都健康長寿医療センター研究所調べ(2006年)
※年齢やもともとの健康状態の影響を除いて、外出頻度の独立した影響を算出。
※グラフ中の「発生リスク」は、「1日1回以上」を「1」としたときの数値。

上図で、1日1回以上の外出を「1」とした場合、1週間に1回以下の人は3.5倍認知機能障害発症のリスクが高まる事がわかっています。

 

◆ヒト追跡調査

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金沢大学医学部で実施された統計学調査より。

 

石川県中島町在住の60歳以上日本人男女490名に対する追跡調査が実施された。

 

157名が毎日飲用
195名が隔日飲用
138名が緑茶飲用なし

 

約5年間の調査の結果、緑茶毎日飲用者には認知機能低下者(認知症およびMCIが)有意に少ないことが判明
19

珈琲や紅茶飲用の場合には変化はみられないことから、継続的な緑茶飲用が認知機能維持に重要か?
(出典/Noguchi-Shinohara et al.,PLoS ONE9, e96013,2014)

 

研究は現在、全国1万人追跡調査が行われており、近い将来結果が判ることになる。

20

 

この研究では「緑茶が良い」というところはわかっているが、緑茶の何が良いか(成分)までは今の所まだ解明されておらず、緑茶成分のカテキン(ポリフェノール)に注目されているようだが、実は、アミノ酸の「テアニン」こそが有用成分なのではないか、というのが米田先生の考えであり研究です。

 

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ここまで、認知機能障害をめぐる基本的な解説を伺い、後半をより理解できる準備が為されました。

 

いよいよこの先からは佳境。緑茶成分である「テアニン」の解説へ展開して行きます。

ご期待ください。
(つづく)

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2017年6月30日 (金)

認知症予防セミナーin金沢③

ご訪問頂きありがとうございます♪

管理人のkuririnです(^^)/

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はじめに、、、

我が家のみーちゃん(姑/88歳)は2007年にレビー小体型認知症と診断され2014年6月から要介護5になりました。初期症状や現在に至る経緯は「お義母さんのお世話」「レビー小体病に思う事」「レビー小体型認知症の初期症状など」カテゴリで綴っております。

このブログは、根治しない進行性のレビー小体型認知症に対し、適切な治療とケア次第で、普通に暮らせる時間が少しでも長くなるのではないか・・・と、ささやかな願いを抱きながら、レビー小体病に手探りで向き合う若輩・管理人の日々のアレコレを(息抜きもいっぱい・笑)綴っています。

(発症時と改善後の表情比較画像はこちらこちらをご覧下さい) 

 

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前記事に続き、「認知症予防セミナー」第二部を記録します。

 

第二部の講師は、金沢大学名誉教授の米田幸雄先生です。

米田先生とお会いするのは今般3度目になります。

 

前回お目にかかったのは昨年9月で、私が主宰するレビー小体型認知症介護家族おしゃべり会「関西きらきら組」にお越し頂き、ご講演頂いて以来になります。

 

以降、国際学会での発表などが相次ぎ多忙を極めておられたようですが、当時の記事で私は以下の記述をしていました。

 

『進行性の脳内変性疾患であるレビー小体病は症状が実に多彩な訳ですが、今後、どのタイプで、どんな症状に良い兆しがみられたか、ご本人および家族の「経験」としてではありますが、ご報告できる日が来るといいなと願っています。』

 

と。

 

そして、米田先生が当初から示唆されていた通り、半年以上を過ぎたいま、きらきら組メンバーにも嬉しいご様子がみられることとなり、吉報を携え米田先生に直接ご報告が叶いました。

 

先生が40年以上の歳月をかけられた研究が、レビー小体型認知症と診断を受けたご本人と家族に笑顔と希望を届けている現実があります。

 

実際に「嬉しい結果」が確認出来ていることを知る1人として、改めて先生のご講演を拝聴する機会に恵まれたことで一層理解が深まり、納得もできました。
その詳細は連載終盤で触れたいと思います。

 

ご講演は「テアニン」というアミノ酸が脳内でどのような役割を有するか、また、それがなぜ「認知症予防」と関係があるのかを、とても丁寧にご解説下さいました。

 

そして、これを理解するために前半は、脳のつくりや機能、神経細胞や脳内神経伝達物質などなど、ごくごく基本的な解説からはじまり、また、第一部の講演とリンクさせながら「認知症」と呼ばれる状態は脳内で何が起きているのか、という点を大変丁寧にご解説下さり、後半の「テアニン」にはどんな機能があり、それが私達の暮しにどう役立つと期待されるのか・・・という、息を飲むほど興味深い研究の話をお伺いできました。

 

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【第二部/認知症予防とテアニンの機能性】 

 

ご講演開始前、スタンバイされる米田先生。
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(画像掲載に際しては直接ご了解を頂きました)

 

講演冒頭、自己紹介を兼ね40年間アミノ酸の研究を続けて来られたお話からスタート。

 

私達の身体を作っているのは「たんぱく質」で、その素は「アミノ酸」であり、これを食事から摂ることで健康が保たれていることから、アミノ酸はとても大切な成分である。

 

そして、そのアミノ酸が脳内では、神経の情報を運ぶなど、特別で重要な働きをしており、そうした研究を40年間続けてきた中で、緑茶に重要なアミノ酸が含まれていることを発見。それが今回のテーマである「テアニン」と言うアミノ酸です。

 

「テアニン」は、高級緑茶(玉露・抹茶)で比較的濃度が高く2~3%含有し、番茶にはほとんど含まれておらず、ウーロン茶や紅茶では全くと言ってよいほど「テアニン」は存在しない。

 

「テアニン」を解説する前に、まず「脳とはどんなものか」から話が始まりました。

 

脳の形と働き

▽脳のかたち

脳にはたくさんのシワがあります。例えばネズミの脳にこの様なシワはありません。「シワがある」ということは「表面積が広い」ことを意味し、そこに多くの細胞を密集させることができる訳です。

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図は脳の断面です。上は大脳皮質と呼ばれるところで、そこから深部へ入りますと視床下部や間脳と呼ばれるところになります。ここは、我々の食欲や体温の調節など動物的な反応を調節するために欠かせない場所です。

 

一方、表面の大脳皮質は人間らしい思考のために必要なものであり、小脳は運動(細かな動き)を、脳幹は更に基本的なこと(植物機能と呼ばれる)呼吸・心臓を動かす・血管の収縮などをそれぞれ担っている。

 

▽脳の働き

大脳皮質の表面は、大きく4つ、前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉、に分けて考えることができます。

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前頭葉は、ヒトにおいてもっとも高度な活動をしているところです。様々な情報はすべて前頭葉に集まり、判断や過去の記憶と照合し、命令を出すので、脳の司令塔がここにあると考えて良い。

(前記事、第一部の榎本氏のご講演で「認知症悪化の要因」部分の詳細な解説になるかと思います。)

側頭葉には言語中枢があり、言葉を話すにはここの機能がしっかりと働いていることが肝要になります。また、言語中枢は左脳に密集しており、右半身の運動は左脳を発達させることが知られています。

後頭葉は、目で見たものを過去の記憶と照合し、処理する場所になる。

頭頂葉は、脳全体を機能的に働かせる役割がある。

このように、脳の表面では大きく4つに分けてそれぞれの機能があり、140億個の神経細胞が存在すると考えられています。

我々が大脳皮質に持つ140億個という神経細胞の数は実は非常に大事で、これが全部使われている訳ではなく、実際に必要とされているのは1/6くらいと言われています。

つまり、5/6は生涯使われることなく終わり、ヒトはもともと大過剰の神経細胞を持っていると言えます。

そして、加齢と共に神経細胞は少しずつ死にますが、それでも問題なく生きられるように創られているのがヒトの脳です。

一説に拠ると、二十歳を超えると1日10万個の神経細胞が壊れて行く、と言われています。

1年で3650万個。
10年で3億6500万個。
100年で36億5千万個。

というスピードで脳の神経細胞は壊れて行きますが(120歳になったら36億5千万個を失うことになるが)もともと140億個あり、1/6(23億4000万個)あればヒトは人間らしく生きられる、と考えられています。

しかし、様々な病気が原因で、神経細胞の壊れるスピードが異常に加速した場合はこの限りではなく、(例えば、本来1日10万個の神経細胞死が1日100万個となれば、次第に日常生活に支障を来すこととなり疾患に繋がる)それが「認知症」に代表される状態であると言える。

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◆神経細胞の働き

脳の中にある140億個の神経細胞は、大きくけて4種類に分け考えることができます。

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1、ニューロンとは、神経細胞のこと。
ヒトの脳をつくる主役で、この主役を支える細胞が3つ存在して主役の回りを保護している。

2、オリゴデンドロサイト

3、アストロサイト
神経細胞を情報を交換することで、お互いをサポートし合っています。

4、ミクログリア
脳の状態を常に見張り、敵を見つけたら取込み攻撃して、脳を修復するなど、脳を守るための細胞。ただ、ミクログリアが暴走すると普通の神経細胞を壊してしまうことがある。

 

このように、基本的にヒトの脳の情報はニューロン(神経細胞)が伝えています。考えたり、記憶したりするのは全て神経細胞の働きだと言えますし、その働きを助ける細胞が3種類存在している、ということです。

 

◆神経ネットワークの形成

 

ニューロンは、細長い1本の情報をもっています。ヒトは生まれた時、ニューロンは大量に存在していますが、成長と共に減少します。

7

▽どのように減少するか?

ニューロンは情報を伝えるのが仕事です。
情報を伝える時、ニューロン内に電流が流れます。(脳の中の電流の状態がわかるのが、脳波で、ある瞬間に脳波の異常がみられる場合、その特徴によって病気が判ります)

 

電流は細胞の端まで来た時、シナプス(次の細胞のつなぎ目のところ)では電流に応じて物質が放出され、次の細胞に受け取られ、情報が電流として流れ・・・と、いうことを繰り返し情報が伝わります。

Photo_3

こうしてひとつのネットワークが完成し、これが神経回路と呼ばれるもので、ひとつの記憶になる、と考えられています。

Photo_4

更に、1つの神経細胞は他の多くの細胞ともシナプスを作ることができるので、いくつものネットワークを作ることができるので、記憶の容量は無限大であると言えます。

31_2

それに対して、こうしたネットワークに関与しなかった細胞はどんどん滅んで行きます。
赤ちゃんが誕生してから、こうした過程で細胞が減少して140億個が残ると考えられています。

 

そして、20歳になるともう一度、神経細胞が滅ぶスイッチが入り、先に触れたように1日10万個ずつ細胞は死んでゆくので、20歳になる前にたくさんの事を記憶するなどして、多くのネットワークを構築すれば、それらの細胞は滅びることなくずっと生き続けると考えられています。

 

つまり、幼少期から20歳までに、できるだけ多くのネットワークを脳内に作る(記憶・学習する)ことは、晩年に強く影響すると言っても過言ではありません。

 

◆神経ネットワークの異常

このように、ネットワークがあれば神経細胞は生き残るのですが、ところが、病気など何等かの原因によってネットワークに関与している細胞が死んでしまうケースがあります。

ネットワーク内の1つの細胞が壊れる(脱落する)と、ネットワークは壊れ完全に消滅して行き、これを神経変性疾患と呼び、例えば、アルツハイマー病やパーキンソン病、ハンチントン病やALSなど。

 

ネットワークが消滅すれば、そこに保持された記憶も失われる、ということになります。

 

更には、神経細胞が脱落する訳ではないものの、正常に機能しない(不全状態にある)疾患が神経精神疾患で、例えば、統合失調症、うつ病、発達障害、などがあり、ネットワーク全体がうまく働かない状態になります。

 

壊れてしまった細胞(脱落)を元に戻すことは出来ません。しかし、働きが悪くなった細胞(不全状態)をよくする可能性はあり、薬物療法で精神疾患では多くの薬物が使われています。

 

それに対して、変性疾患は薬物で治療するのはなかなか難しいことです。ただ、精神疾患で用いられる様々な薬物が、単独でもやっかいな作用を神経細胞に与えることが判って来ています(副作用)ので、薬物をうまく使うことはとても重要です。

 

◆シナプスにおけるシグナル伝達

Dsc00714

細胞と細胞のつなぎ目のところ(シナプス)をみると、流れて来た電流に応じて伝達物質が放出され、次の細胞のレセプター(受容体)で受け取られ、また電流として流れて行きます。

つまり、

電流が流れる

  ↓

伝達物質が放出される

  ↓

物質が受け取られ

  ↓

電流が流れる

と、神経細胞同士のあいだで情報が伝達されて行き、放出される物質を「神経伝達物質」と呼びます。

Photo_5

 

◆代表的な脳内神経伝達物質

(クリックで拡大できますsearch)
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米田先生が研究を続けて来られた「アミノ酸」で、「グルタミン酸」と呼ばれる物質は、脳を興奮させるアミノ酸です。

ところが長い間、グルタミン酸が脳を興奮させるアミノ酸であることが判りませんでした。何故かと言うと、グルタミン酸は「昆布の旨み」で、それがヒトの脳の中で、脳内伝達物質だとはなかなか考えられなかったので、50年以上のあいだグルタミン酸は無視されて来ました。

 

それに対して、「ギャバ」というアミノ酸は早くから注目されていました。脳の興奮を抑制するアミノ酸として知られており、ギャバを上手く利用することで睡眠薬のようなものが沢山つくられています。

 

眠れない時に「ギャバ」の活性を強くすると眠り易くなる、という睡眠薬があります。

 

更に、アセチルコリンという物質も脳の中で伝達物質として使われており、アルツハイマー病の治療に使われている伝達物質のターゲットです。

アルツハイマー病の患者さんの脳を死後に調べる(剖検)と、アセチルコリン濃度がある特定の場所で減少しており、それが創薬開発に繋がり発売されております。

 

◆アミノ酸による脳内シグナル

Dsc00715

アミノ酸は、グルタミン酸が興奮性のシグナルをもっており、ギャバが抑制性のシグナルをもっています。

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正常なヒトの脳内では、興奮性と抑制性が上手にバランスがとれており、夜になると抑制性が強くなり眠ることができ、朝になるとグルタミン酸の興奮性のシグナルが強くなって目が覚めます。

 

このように脳の働きは決められていますが、それがうまく機能しないケースのひとつが「認知症」と呼ばれる状態です。

 

(つづく)

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ここまで「脳とその機能」について、後半の話がより理解できるよう基本的な解説があり、いよいよこのあと認知機能障害(認知症)について展開。

 

更には、米田先生の研究における認知症の予防・治療の可能性について、怒涛の如く熱のはいった講演が続きます。

ご期待ください。

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2017年6月27日 (火)

認知症予防セミナーin金沢②

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我が家のみーちゃん(姑/88歳)は2007年にレビー小体型認知症と診断され2014年6月から要介護5になりました。初期症状や現在に至る経緯は「お義母さんのお世話」「レビー小体病に思う事」「レビー小体型認知症の初期症状など」カテゴリで綴っております。

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(発症時と改善後の表情比較画像はこちらこちらをご覧下さい)

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前記事の続きです。
 
 
以下、第一部ご講演の後半を記録します。
 
 
◆認知症の予防と対処
 
▽ADは発病の20年前から始まっている?
 

ADの進展におけるバイオマーカーの変化と,米国立老化研究所(NIA)/アルツハイマー病協会(AA)による新しい診断基準
グラフはLancet Neurol. 2010[PMID:20083042]より改変 

 
 
アルツハイマー病の場合は、アミロイドβ(仮説)タンパクが、レビー小体型認知症の場合はαシヌクレインというたんぱく質が脳内に溜まり、それぞれ神経細胞死の原因となりす。
 
そして、その発現は20年以上前から始まると考えられていることから、対処として危険因子を作らない生活を心がけることは「予防」に貢献するのではないか、と言われています。
 
 
▽危険因子(一般的に知られている事柄)
 
・老化
 
・喫煙
 
・不適切な生活
 
・運動不足
 
・糖尿病
 
・過度のストレス
 
・過度な飲酒
 
・低い教育
 
・うつ
 
・頭部外傷
 
・高脂血症
 
・高血圧
 
・遺伝因子
 
・肥満
 
など。
 
 
 
▽抑制因子
 
・趣味活動
 
・運動習慣
 
・社会参加
 
・VE、VC豊富な食事
 
・30分以下の昼寝
 
・高教育
 
・魚
 
・緑黄色野菜
 
・地中海料理
 
など。
 
 
 
◆認知症の発見時期と介入の効果
(以下画像をご参照ください。クリックで拡大search)
Dsc00694
 
 
◆認知症の予防法
 
▽運動
 
【1】4615名の高齢者を5年間追跡調査
(出典/Arch Neurol 58:498-504,2001)
 
・運動習慣のない者のアルツハイマー病リスクと比較
 
・週3回以上の歩行程度の運動 0.67
 
・週3回以上の歩行を超える程度の運動 0.50
「運動習慣とアルツハイマー型認知症の危険度」の画像検索結果
 
【2】65-79歳以上の1449名を21年間追跡調査
(出典/Lancet Neurol 4:705-711,2005)
 
・117例が認知症、76例がアルツハイマー病
 
・週2階以上の余暇運動は0.48(認知症)、0.38(AD)
 
 
▽脳の活性化
 
認知症予防に向けた運動
 
詳細はこちら。ふたつのことを同時に行う。
 
 
 
 
笑うと分泌されるドパミンが脳を活性化。
笑わない人は、笑う人より3.75倍認知症になりやすい。
 
 
▽五感を刺激するケア
 
・アロマセラピー
 
・フラワーセラピー
 
・タクティールケア
 
・セラピューティックケア
 
など、
 
五感のうち3つ程度使いながらのコミュニケーションを工夫すると効果的。
 
例えば・・・
①、目で美しい物や好きな物を眺めながら、
②、好きな香や良い香りを嗅ぎ、
③、タクティールやマッサージなど身体に触れる
など、五感のうち3つ同時に行うコミュニケーションを図ると良い。
 
 
 
▽食事
 
「運動習慣とアルツハイマー型認知症の危険度」の画像検索結果
 
・地中海料理、和食
 
・ビタミン、ミネラル
 
・良質な油(オメガ3系脂肪酸)
 
・ココナツオイル(МCТオイル)
 
・ポリフェノール
 
・レシチン
 
など。
 
 
▽サプリメント 
 
脳の栄養になる機能性成分の摂取で予防に期待。
 
(以下、画像参照。クリックで拡大search) 
Dsc00695
 
・アルツハイマー病は発症の20年前から脳の病変が出現し、超早期での予防が大切であるが、この時期に使用できる薬はないことから、サプリメントへの期待が高まる
 
 
予防には運動と栄養(特に機能性成分)が大切
Dsc00696
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(出典/日本抗加齢学会・認知症の早期発見予防治療研究会より、順天堂大学名誉教授 田平 武先生)
 
 
 
▽認知症に効果が期待できるというのは?
 
 
・認知症の原因になる物質に関与するもの
 
・血流をよくするもの
 
・学習や記憶に作用するもの
 
・神経伝達物質に関与するもの
 
・抗糖化作用に関与するもの
 
など。
Dsc00697
 
上記を見極め選択する。
 
 
 
◆認知症サプリメントをどう選択するか?
 
 
▽エビデンスがあるというのは?
 
Dsc00698
 
・ In Vitro(試験管)の研究で効果がみられても、ヒトには効かないモノは山のようにある。
 
Dsc00699 
 
・サプリメントは薬ではないので長期に摂取することではじめて評価できる場合が少なくないため、原材料の品質や安全性の確認は必須。
 
 
 
◆きちんと脳に届くのか?
 
Dsc00702
 
機能性成分を摂取しても脳に届くまでには様々な関所がある。
 
Dsc00703
 
○○成分を摂っているから、そのまま脳に届くかと言えば、そうはならないケースも少なくない。
 
 
胃液・腸内細菌をはじめ、肝臓など様々な器官で分解され、最終的に有効成分が血液脳関門を通過してはじめて脳に届く。
 
 
選択したサプリメントが、脳に届く機能成分なのかの確認は、商品選択基準の1つにしたい
 
 
▽認知症サプリの使い分け
 
Dsc00704
 
日常生活での困難が緩和されたかを評価する視点が大事なのではないか。
 
 
 
◆睡眠とアルツハイマー病予防
 
Dsc00700
 
 
Dsc00701
 
 
◆介護の備え
 
 
▽介護離職の問題はなぜ起きる?
Dsc00705
 
知ってさえいれば回避できる問題は多い。
 
 
▽認知症と医療連携
 
Dsc00706
 
かかりつけ医から診断が出来る病院へ。
 
 
 
▽地域資源の活用
 
介護は家族関係の見直す機会になる。
①、どこでするか
②、だれがするか
③、どこに相談するか
④、主な地域資源は?
 
どこに相談するか?
Dsc00707
 
・介護するエリアの地域資源はどんなものがあるか、事前に確認を。
 
 
・生活に必要な資源を見つけておくことが重要。
 
 
◆認知症は、正しく理解するとともに、予防方法、早期発見、発症した時の対処、介護の備えを準備しておけば、決して怖がるものではありません。
 
 
第一部ご講演の報告は以上です。
 
 
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【私の感想】
 
 
当セミナーが「認知症予防」に則した内容とは言え、レビー小体型認知症と診断された義母を持つ家族介護者の1人として共感を覚えるところがたくさんありました。
 
 
特に、アルツハイマー病に代表される医学的な原因疾患の違いはあれ、生活上の困難に対し社会資源による支援が継続されることが重要である、との見解はその通りだと思いました。
 
 
と、同時に、やはりレビー小体病は他の原因疾患とは決定的に異なる傾向があることも再認識しました。
 
 
「認知症」がテーマの時、それは多くの場合アルツハイマー病が想定されており、それが全身病でもあるレビー小体病、取り分けレビー小体型認知症への誤解の原因になっている場合もあると感じています。
 
 
「認知症」の範疇では理解できない多様な症状をもつレビー小体型認知症。
 
 
私は、レビー小体病が広く知られる社会へと成長することと併せ、多様な症状も「コントロール」が不可能ではないという希望が、共に語られる日が来ることを切に願い、第一部の聴講を終えました。
 
 
第二部では、それこそ認知症を発症する原因疾患に関係なく、予防と治療、双方の観点からも非常に意義深い内容を伺うことになります。
 
(つづく)
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2017年6月25日 (日)

認知症予防セミナーin金沢①

ご訪問頂きありがとうございます♪

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我が家のみーちゃん(姑/88歳)は2007年にレビー小体型認知症と診断され2014年6月から要介護5になりました。初期症状や現在に至る経緯は「お義母さんのお世話」「レビー小体病に思う事」「レビー小体型認知症の初期症状など」カテゴリで綴っております。

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6月25日(日) 

梅雨らしく空はどんよりしています。

 

6/22、みーちゃんは無事88歳の誕生日を迎えさせて頂きましたbirthday

 

病院でお世話になっているからこそある「今」なのではないか・・・と思います。

 

落ち着いて過ごせていると、ふと「在宅へ戻せるかな?」と言う考えが頭をよぎることもありますが、みーちゃん自身が病院でお世話になることを選択し、自分の生きる場とすることに納得しているからこその「落ち着き」でもあると感じます。

 

病院へは、おっとは毎日、私は不定期で通っています。

 

が、他のご家族さんにお会いすることはまずありません。

 

以前、訪問診療でお世話になっていたО先生が、みーちゃんの全身レベルを熟知されたうえでおっしゃった言葉を思い出します。

 

「もう在宅のレベルではありませんよ」
「病院へお願いして、毎日通えば良いじゃないですか」
「このままではkuririnさんが倒れます」

 

ホントにその通りでしたし、その通りの今を過ごしているな…と思います。

 

介護のステージによっては、在宅がベストではないこともあると、今ならわかります。

 

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さて、みーちゃんが落ち着いてくれているおかげで、先週の日曜6月18日(日)は金沢へ出掛けました。

 

「認知症予防セミナー」にて改めて勉強させて頂き、大いに納得して帰路に着いた金沢遠征でした。

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今回、参加費「無料」のセミナーとは言え、実力派講師陣による充実の内容でした。
 
 
 
第一部は、認知症の人と家族の視点から生活上の困難(障害)を理解することの大切さを再確認すると共に、第二部へのイントロダクションとして、ご登壇の金沢大学名誉教授・米田先生のご講演内容をより理解できるよう配慮ある展開だったと思います。
 
 
「認知症予防」がテーマの今回はそのための具体的な取組みやその可能性について、第一部では一般的に有効とされていることの解説と、第二部では医学的・科学的な解説があり、双方がリンクし合い「なるほど~」と思える構成と内容でした。
 
 
 
個人的に「認知症予防」と言う言葉は好きではありません。
介護家族としては、認知症の人を差別しているような表現に感じてしまうからです。
とはいえ、認知症のご本人や家族が生活において様々な困難や障害を抱えておられることを肌で知り学ぶ過程で、回避できるならそれに越したことはないと思うのも本音で、自分でも矛盾しているな・・・と思います。
 
 
 
そんな困難や障害について、第一部では冒頭、「認知症の何が問題なのか?」について、ご本人にとっては「生活機能」面をはじめ、特に若年の場合は「就労」は大きな課題であると指摘。
 
 
一方、家族にとっては「介護」やそれに伴う離職や、ヤングケアラーの「就労・就学」等、それぞれ円滑な社会生活を困難にする要因になり兼ねない点が指摘され、それはそのまま私自身が歩んだ12年の歳月を回想させるものでした。
 
 
大いに勉強させて頂いた当セミナーの内容を、以下、連載で記録したいと思います。
 
 
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【第一部/認知症への正しい理解と備え方】
~予防・早期発見から介護のコツ
有効な対処の方法最前線まで~
 
 
講師の榎本哲先生は医師ではなく、長年にわたり病気や障がいの当事者、介護者支援を中心に、医療、教育、福祉分野の社会活動に携わり、生活課題の支援研究、中間支援に関わって来られました。
 
 
併せて、認知症の人と家族の生活支援と生活研究にも携わり、社会課題の解決に向けた支援研究で長きに渡りご活躍で、私は人としても尊敬しており、今回その想いは一層深まりました。
 
 
まず、「認知症」の原因疾患で代表的な病気として「アルツハイマー病」は良く知られているところですが、実はその他にもたくさん(レビー小体病や脳血管性認知症、前頭側頭葉変性症、などなど)あります。
 
 
併せて、認知症は、「認知症」と診断される人たちの数だけかたちが違い、たとえ病気の程度は同じでも、住む地域や環境によって、暮らしの様子(困り事・問題)が異なる点に言及。
 
 
家族が最初に気付いた認知症高齢者の日常生活の変化を抜粋。
(出典/東京都福祉局「高齢者の生活実態及び健康に関する調査・専門調査報告書」1995より)
 
・同じことを何回も言ったり聞いたりする
・財布を盗まれたと言う
・だらしなくなった
・いつも下車する駅なのに乗り過ごした
・夜中に急に起き出して騒いだ
・置き忘れや仕舞い忘れが目立つ
・計算の間違いが多くなった
・物の名前が出てこなくなった
・ささいなことで怒りっぽくなった
 
 
ご本人からの発信機会が増え、認知症に対する認識や理解が広まりつつある
 
ある若年性アルツハイマー病の方は、自分は何が苦手なのかを理解しておられ、それをどうカバーするか対応策を自身で講じながら生活をされており、進行は緩やかである。
つまり、認知症は、病気と言うより生活するうえで支障が出ている状態であり、生活の中での困り事にどう対処して行くかが課題である。
 
 
認知症になってからの変化を抜粋。
(出典/平成26年厚生労働省「認知症の人にやさしいまちづくりの推進に関する調査研究事業」より)
 
・「友人、知人と会う」回数が減った人
⇒69%
 
・「買い物」の回数が減った人
⇒68%
 
    ↓  ↓
 
▽活動や交流の減少の理由
 
・駅構内で迷ったり、適切なバス停を探すのが難しい
→51%
 
・券売機や自動改札など機会操作が難しい
→50%
 
・ATMの操作が難しい
→44%
 
 
▽買い物
 
・売り場が広いと、探すだけで疲れてしまう(70歳代、女性、VaD)
 
・スーパーでは誰に聞いたら良いのかわからない。売り場まで辿り着けず疲れる。(80歳代、女性、VaD)
 
・何を買い物しに来たかをすぐに忘れてしまう。(80歳代、女性、AD)
 
 
▽外出時
 
・バスや電車の中で、人が何を言っているのかわからないので不安になる。(60歳代、男性、FTLD)
 
・バスや電車を気長になっていられなくなった。介護タクシーも予約が取りづらい。(60歳代、男性、AD)
 
・当事者のみは難しい。当事者にもグループ活動へのヘルパーがついてくれると良い。(60歳代、男性、AD)
 
 
▽日常のお金の管理
 
・口座の暗証番号を思い出せない。(50歳代、男性、VaD)
 
・銀行の操作は絶対に年寄りにはできない!(70歳代、男性、VaD)
 
・預金通帳のしまい場所を忘れてしまい、探すことが多い。(80歳代、男性、AD)
 
 
 
▽友人との交流
 
・自分が変なことを言ったりするから、あまり友達と会わない。家にいるのが一番安心なので、出掛けて行かなくともよい。(80歳代、VaD)
 
・自分のペースがゆっくりなので、まわりの人があわせるのを嫌がる。(80歳代、男性、VaD)
 
・親しくお付き合いしている友人には認知症であることを伝えて理解してもらっているが、付き合いの浅い方々には病名を伝えていないので関わりを避けている。(50歳代、男性)
 
 
▽くつろぐ場で(レストラン、喫茶店、旅館やホテルなどで)
 
・トイレは夫婦で入れる個室を使っている。大浴場は混雑するので無理、室内の風呂を使っている。(70歳代、男性、AD)
 
・空港のトイレに入った時に中から鍵をかけてしまい開けることができなくなった。(90歳代、女性、AD)
 
・旅館の風呂を利用するとき、脱いだものの場所や着ていたもの等を忘れてしまい、他人の物を着てしまわないか心配で、ほとんど利用できない(70歳代、男性、AD)
 
 
 
▽認知症の人が望むサービス
 
・スーパーや商店などで商品選びや支払いを手伝ってくれる「買い物サポーター」→66%
 
・認知症の人も安心して利用できる店や機関の認定や紹介→65%
 
・スーパーなどで時間がかかっても大丈夫なレジ「スローレーン」の設置→60%
 
 
 
flair認知症の原因疾患には医学的な区分があるものの、実際に現れる生活上の変化(困難・問題)は変わらないケース(同じなこと)も多いので、医学的な視点で「何の病気か」も大事だが、実際に当事者が「何に困っているか」、という生活者の視点で「認知症」をみると具体的な対応に繋がる。
 
 
flair当事者に「どんな支援が必要か」を本人もしくは家族が説明できれば、必要な環境調整が可能になる。
 
 
flairご本人らしい暮らしが続けられるような支援などの継続が認知症の進行を緩やかにすることがわかって来ている。
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認知症の悪化の要因
(以下、画像をご参照ください。クリックで拡大search) 
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「単調な生活」の継続
    ↓
「前頭葉」を含む脳を使う機会が減少
(廃用性の機能低下)
    ↓
脳機能の加速度的な機能低下
    ↓
「前頭葉」を含む脳機能が異常なレベルに低下
(機能の低下と退化)
    ↓
認知症の重症化
 
 
 
認知症の早期発見
 
昨今は認知症に対する社会の理解と併せ、認知症治療薬の登場やケア&サービスも進歩して来た背景がある。
 
 
軽度認知機能障害(МCI)
Mild Cognitive Impairment
 
▽ МCIの兆候
・本人や家族から記憶障害(物忘れなど)の訴えがある。
 
・年齢や教育年齢が同じ集団の平均と比較すると、相対的に記憶障害がみられる。
 
・目立つような日常生活活動上の問題がない。
 
・正常とは言えないが、認知症ではない。
 
 
 
▽МCIからの移行(1つのデータとして)
・無症候期 14~44%
脳に病変はあるが、症状がまったくないか年齢相応の物忘れがある時期
 
・病気 15%(年)
アルツハイマー型認知症に移行
 
 
 
 
◆早期発見ツール
 
・長谷川式開始知能評価スケール
 
・ МCI判定ツール「あたまの健康チェック」
 
・ МCIスクリーニング検査
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・認知機能バランサー
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このあと認知症の予防と対処について具体的なお話へと展開します。
(つづく)
 
 
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2017年6月 5日 (月)

伊勢認知症フォーラム

 ご訪問頂きありがとうございます♪

管理人のkuririnです(^^)/

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

はじめに、、、

我が家のみーちゃん(姑/87歳)は2007年にレビー小体型認知症と診断され2014年6月から要介護5になりました。初期症状や現在に至る経緯は「お義母さんのお世話」「レビー小体病に思う事」「レビー小体型認知症の初期症状など」カテゴリで綴っております。

このブログは、根治しない進行性のレビー小体型認知症に対し、適切な治療とケア次第で、普通に暮らせる時間が少しでも長くなるのではないか・・・と、ささやかな願いを抱きながら、レビー小体病に手探りで向き合う若輩・管理人の日々のアレコレを(息抜きもいっぱい・笑)綴っています。

(発症時と改善後の表情比較画像はこちらこちらをご覧下さい)

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来る、6月18日に以下のセミナーが開催されます。

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詳しくはこちらをご覧ください。

 

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昨日6月4日(日)、私は三重県伊勢市へ出掛けました。

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ご登壇のみな様と共に会場に着きました。

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会場の200席はすぐ埋まり、追加で椅子をご用意される程の盛況で、満員御礼状態。

shine講演のトップは、レビー小体病ご本人の樋口直美さんです。

梅雨の近づくこの季節、レビーの方はコンディションの波が大きく、介護家族のみな様も色々にご苦労のあるシーズンかと思います。

この日、樋口さんも優れないご体調を押し、それを感じさせないご講演でした。

ご本人だからこその発信は多くの示唆に富み、レビーが「認知症」の枠だけでは到底理解の及ばない疾患であることが伝わったのではないかと思います。

併せて、「認知症の人」と呼ばれる方々の可能性がどんなにあるか、ということにも時間を割き、力を込めつつ言及されていました。

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新聞はクリックで拡大searchご覧になれます。

6/11には仙台でご講演と伺いました。
ご体調が回復され臨めることを祈りたいと思います。

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申込期限は開催の1週間前まで、との記載がありますが、お近くの方はお問い合わせになってみてはいかがでしょうか。

 

shineさて、お2人目の登壇でも大いに学ばせて頂きました。  

私はレビー小体型認知症(レビー小体病)のことは勉強して参りましたが、アルツハイマー病のことは実感として理解できない部分がたくさんあります。

そうしたところを今回、名古屋のグループホームの管理者でいらっしゃり、レビー小体型認知症サポートネットワーク愛知の代表でもいらっしゃる鬼頭恵津子さんから、実のお母様が住み慣れた家で・地域で暮らせるための取り組みや、いち介護家族としてのご経験を拝聴し大変勉強になりました。

 

shineそして、3人目は認知症専門医・笠間睦先生のご登壇です。

レビー小体型認知症(レビー小体病)に関連し、より理解が深まる内容を希望と共に多くお示し頂き、個人的に大感激です。

詳細を記述しようと思いましたが、先生ご本人が動画をアップして下さったので、少なくともDLB介護家族はお話が理解できるまで繰り返しご覧になって欲しいと、心から願います。

笠間先生、ご多忙のところ誠に有難うございました!!
 
樋口さんのご講演内容は、6/11の仙台講演が終わり次第、全編を動画でご報告頂けるそうです。
 
また、鬼頭さんのご講演は、肖像権の関係で割愛してあるそうです。
 
是非是非ご覧にになってみてください。
 
kuririnが絶対にお薦めする動画です。
 
 
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明日、6月6日は我が家の猫が家族になった日です。
 
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手のひらに乗る500gの仔猫でした。
 
1年の歳月を経て愛用のベットは・・・
 
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すっかりイタズラっ子です(*^m^)
 
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体重3.5kg。獣医さんからは、もう少し大きくなるかな?と伺っていますが、どうなるでしょうか(^^;)。
健康で1日でも長く一緒に暮らしたいと願っています。
 
では、また!
kuririn
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2017年5月23日 (火)

認知症予防セミナー&書籍ご案内

ご訪問頂きありがとうございます♪

管理人のkuririnです(^^)/

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はじめに、、、

我が家のみーちゃん(姑/87歳)は2007年にレビー小体型認知症と診断され2014年6月から要介護5になりました。初期症状や現在に至る経緯は「お義母さんのお世話」「レビー小体病に思う事」「レビー小体型認知症の初期症状など」カテゴリで綴っております。

このブログは、根治しない進行性のレビー小体型認知症に対し、適切な治療とケア次第で、普通に暮らせる時間が少しでも長くなるのではないか・・・と、ささやかな願いを抱きながら、レビー小体病に手探りで向き合う若輩・管理人の日々のアレコレを(息抜きもいっぱい・笑)綴っています。

(発症時と改善後の表情比較画像はこちらこちらをご覧下さい)

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来る、6月18日に以下のセミナーが開催されます。

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第1部の榎本哲先生とは、かつて何度かお目にかかりお話する機会があり、その都度、人として学ばせて頂くことがありました。
ご講演を拝聴したことはないのですが、きっと大いなる気付きを得られる価値ある内容であることは間違ありませんsign01

 

また、第2部の米田幸雄先生は、昨年9月「関西きらきら組」にお越し頂きご講演頂きました

認知症予防最前線のひとつ、とも言うべき新たなアプローチを拝聴できる貴重な機会ではないか・・・と思います。

実際「関西きらきら組」や「愛知あいあい組」では、米田先生のご講演を拝聴後半年を経て、嬉しい報告が徐々に増えて来ている実感もあります。

 

それぞれご専門において造詣の深い先生2名が登壇されるにもかかわらず無料sign03

 

「なんとかしたい!」と真剣にお考えの方にとっては、具体的な解決策を検討できる充実の内容だと思います。

 

近隣圏の方はもとより、わざわざお出掛けになるだけの価値はあるかと思います。

 

詳しくはこちらをご覧くださいhappy01

 

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以下、書籍のご案内です

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

旅のことば [ 井庭崇 ]
価格:1404円(税込、送料無料) (2017/5/23時点)


   

   

 
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

認知症のかんたん診断と治療 明日から役立つ [ 平川亘 ]
価格:4860円(税込、送料無料) (2017/5/23時点)


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ウチに猫がいても、他のネコさんも見たーいheart04と思うのは、何故なんでしょうね(^^;)
 
 
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珍しくカメラ目線を頂きました(^^)/
暑いのに朝から全身で日光浴sunsun
お日様大好きな彼は今日、1歳1ヶ月11日。
「1」並びの日をまったり過ごしておりますcat
 
 
 
では、また!
kuririn
 
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2017年3月 8日 (水)

認知症治療研究会で発表させて頂きました

ご訪問頂きありがとうございます♪

管理人のkuririnです(^^)/

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はじめに、、、

我が家のみーちゃん(姑/87歳)は2007年にレビー小体型認知症と診断され2014年6月から要介護5になりました。初期症状や現在に至る経緯は「お義母さんのお世話」「レビー小体病に思う事」「レビー小体型認知症の初期症状など」カテゴリで綴っております。

このブログは、根治しない進行性のレビー小体型認知症に対し、適切な治療とケア次第で、普通に暮らせる時間が少しでも長くなるのではないか・・・と、ささやかな願いを抱きながら、レビー小体病に手探りで向き合う若輩・管理人の日々のアレコレを(息抜きもいっぱい・笑)綴っています。

(発症時と改善後の表情比較画像はこちらこちらをご覧下さい)

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3月8日 水曜日 くもりcloud

 
 
早や3月になりました。
 
 
2月は何かと気の張ることが多く、連日、必死で過ごしておりました。
 
 
去る、2/26(日)に開催の認知症治療研究会では、無事(?)発表を終えて参りました。
 
 
演題はこれ↓。
1
 
レビー小体型認知症に特化した家族の集い「関西きらきら組」発足から9周年の今年、メンバーの経験から2例を、発起人として報告させて頂きました。
 
 
昨年の開催において、一般から3演題(各10分)の公募を受け付けると発表がありました。
 
 
日頃から「きらきら組」を開催する中で、レビー小体型認知症を取り巻く様々な問題がある中でも、手探りでご本人との暮らしを支えながら踏ん張る仲間の奮闘とその成果に、多くを学ばせて頂き、時には感動している自分がいました。
 
 
なので、一般公募をメンバーに告げたところ、「いいんじゃないですか!」との賛同が得られ、準備を始めたのが昨年の春頃だったと思います。
 
 
公募の〆切は、たしか…昨年の9月中旬でした。
 
 
メンバーの協力を得て、私はダメモトで締切日にギリギリ応募して、幸いにも翌月に採択の連絡を頂きました。
 
 
全国からご参集の医師をはじめ医療者や専門職の方々に、レビー小体型認知症の治療とケアを支える長期的戦略の1つとして有効ではないか、という視点で、家族の経験を発表させて頂きました。
 
 
なにぶん持ち時間は、10分sandclock
 
 
これまでの講演では必ずタイムオーバーだった私としては、フリートークでは無理(アドリブをバンバン入れてしまう可能性があるため)と判断し、伝えたいポイントをしっかり詰め込んだ原稿をがっちり組み立て、当日は原稿を朗読し、アドリブなしの9分58秒で発表を終えましたcoldsweats01sweat01sweat01
 
 
発表内容は、既に当ブログにて詳細に報告済みの内容ばかりです。
 
 
会場の方々は、スラスラ~~っと言葉が流れ、「?」「?」の世界だったかもしれませんね。
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当日、場内は撮影禁止だったにもかかわらず、こうして記録されている方々がおられるのですね~~camera
イケませんね~~~noteと、言いつつ、自分の画像をネットサーフィンで集めたりしてbleahぐふふ。
 
 
発表の内容に関して終演後、研究会の監査役Drから「重要なテーマである」とのご意見を頂き、来年は、今回私が発表したテーマを盛り込み演題が構成されるだろう…と、伺いました。
 
 
柔軟な発想と姿勢で、あらゆる可能性を追及される当研究会ならではの視点を伺い、とても嬉しかったです。
 
 
また、翌日の認知症セミナーでは、研究会の世話人でいらっしゃる介護福祉士の方が、「インパクトのある発表で非常に参考になった。我が家でも早速導入したい」とひとりの家族介護者として感想を伺いました。
 
 
いずれにしても、今回の発表を得て、お元気にお過ごし下さるDLBの方が、将来的に増えるといいな、と思います。
 
 
そして、素人に過ぎない一介の家族介護者に貴重な機会をお与え頂き、心から感謝いたしております。
 
 
何とか役目を果たした帰りは、名古屋からご参加のあねさん(愛知あいあい組主宰)と2人で食事して、お互いに日々の疲れを溶かしあったのでした。
 
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そして、翌2/27の午後は、「東京ゆるゆる組」にご参加のレビー家族さんのお宅を訪ねました。
 
 
今年89歳になられるDLB男性とお会いして、楽しいひとときをご一緒させて頂きました。
 
 
せん妄があり、薬剤過敏性も強い方ですが、「東京ゆるゆる組」でのおしゃべり会やbossさん主催の「DLB勉強会」等々で、暮らしに根差した対応を学び続けておられるご家族のご努力の甲斐あって、症状をコントロールされ、良好なADLと素晴らしいコンディションで過ごしておられました。(←私にはそう見えました)
 
 
同時に、日常のくらしを支えておられるご家族の負担も、リアルに感じられました。
 
 
 
インターバルのとても短い「認知の変動」がみられ、これを理解しないと、周囲はきっと振り回されるだろうな・・・そして、ご本人のストレスも溜まるだろうな・・・と感じ、その他色々ご家族さんとディスカッションなどさせて頂きながら、私自身も勉強させて頂きました。
 
 
お宅の近くには有名なバラ園があるそうで、
 
 
私  「バラの季節にまたお目にかかりたいです」 
 
 
男性 「是非いらして下さい。
    私が生きているか、わかりませんが。
    わはは。」
 
 
と、ジョークも絶好調でいらっしゃる。
 
 
これなんですよ、DLBの方は。
覚醒をこちらが待てば、豊かなコミュニケーションが可能なんです。
 
 
DLBの方は記憶は確かなので、私はこの約束をきっと守りたいと考えておりますrockrock
 
 
で。この方の手もやっぱり
立派な「ペンの手」なんですね。ハイnote
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また、3/5(日)は、京都大学へ「認知症ケア・ユマニチュード」の講演へ行きました。
 
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開講直後はまず、イヴ・ジネスト先生みずから会場の撮影をされ、ぐぐっと雰囲気が和やかになり講演が始まりました。
 
イヴ・ジネスト先生のFBから拝借しましたcoldsweats01
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認知症患者の方々に穏やかにお過ごし頂く過程を、実際の患者さんの画像や動画を多用しながら、ユマニチュードの有効性が解説され、ユマニチュードは誰でも習得できる「技術」であると強調されていました。
 
 
印象的だったのは、
 
・ケアをする人達の文化が寝たきりをつくる、と指摘されたこと。
 
 
・95%の方は本来、寝たきりにならなくて良い人達である、こと。
 
 
・ユマニチュードという「技術」は、医療と直結していると本田医師からの言葉も印象的でした。
 
 
あ、それから、前方席に着いていたので、目を合わせるというデモンストレーションで、眼前にジネスト先生がお顔を近づけて来られ、更にはkissを受けまして・・・額ですよ、はははcoldsweats01
 
 
当日は、講演に参加するにあたりスペシャルな方々とご一緒させて頂き、お昼には祇園でお昼をご馳走になるなど、私としては、大変楽しくかつ有意義な一日でございましたnote
 
 
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来る、3/11は今年はじめての「関西きらきら組」です。
目下はその準備の日々を過ごしております。
 
 
「関西きらきら組」に毎回ご参加になるご家族は、とても意識が高いです。
 
 
毎回ご参加になるうちに、互いの経験から、知らず知らずにご自分の中に引出しが増え、取り組み、少しずつその結果が感じられるようになる、と言う事かと思います。
 
 
それはそのまま、レビー小体型認知症と診断を受けても、右肩下がりで悪化するばかりではないという「真実」と「希望」に他ならないのではないでしょうか。
 
 
私はそう思います。
 
 
「関西きらきら組」、今回の参加申込は締め切らせて頂きました。
 
 
参加ご予定の皆様はどうぞ気を付けてお出かけ下さいますように。
 
 
今回もDLB介護の日々に役立つ最新情報をピックアップして、共有できればと準備中でございます。
 
 
『知って』さえいれば、回避できる無用の苦痛があるから、やっぱり家族は勉強が必要だと思います。
 
 
次回は5月13日(土)です。
詳しくは↓バナーをクリックsign03
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来る、3月11日より、いよいよ全国順次公開となります。
 
東京では、有楽町スバル座
JR川口駅東口下車、MOVIX川口
新所沢PARCO+Let's Let's館4階、レッツシネパーク
 
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作品は、若年性レビー小体型認知症の診断を受けた母を持つ女性が主人公。
 
 
監督の熊谷まどかさんは、実のお母様がDLBの診断を受けられたレビー家族のお1人でもいらっしゃいます。
 
 
作品の中では、レビー家族が初期段階で経験したことのある「レビーあるある」がちりばめられており、レビーを理解するためにもお薦めの映画です。
 
 
そして、関西では3/25(土)より公開。
 
 
劇場は『テアトル梅田』です。
 
そして、そして、3/26(日)は・・・sign01 
 
上映後…notenote
 
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人生50年以上生きて来て映画の上映後にアフタートークショーとは、さすがに私も初めての経験ですhappy01
 
 
時間は未定で、ただいま劇場で時間の調整中と伺っております。
 
 
トークショーつきの上映時間が決まり次第ブログでもご紹介したいと思います。
 
 
監督からは、kuririnさんの絶妙トークで・・・とお言葉を頂いておりますが、講演とはまたひと味ちがうぶっちゃけ「レビーあるある」をおしゃべりしたいな~と、私もいまからとっても楽しみにしていますupup
 
 
是非是非みな様、劇場へお越しくださいませ。
お待ちしておりますheart02
 
 
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cat お・ま・け cat
 
2月22日、ニャンニャンニャンの日に、お父にゃんからタワーのプレゼントpresentがありました。
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10ヶ月を過ぎ一段とネコらしさと短足が際立ち…
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タワーに大喜びのニャンcatですが、遂には・・・
 
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こんなところにまで活動エリアを拡大中~~sign03
 
では、またnote
kuririn
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2017年2月14日 (火)

東京医療保健大学にて

ご訪問頂きありがとうございます♪

管理人のkuririnです(^^)/

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

はじめに、、、

我が家のみーちゃん(姑/87歳)は2007年にレビー小体型認知症と診断され2014年6月から要介護5になりました。初期症状や現在に至る経緯は「お義母さんのお世話」「レビー小体病に思う事」「レビー小体型認知症の初期症状など」カテゴリで綴っております。

このブログは、根治しない進行性のレビー小体型認知症に対し、適切な治療とケア次第で、普通に暮らせる時間が少しでも長くなるのではないか・・・と、ささやかな願いを抱きながら、レビー小体病に手探りで向き合う若輩・管理人の日々のアレコレを(息抜きもいっぱい・笑)綴っています。

(発症時と改善後の表情比較画像はこちらこちらをご覧下さい)

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寒い日が続きます。

 
こちらの記事でもご案内の通り、2月10日(金)は、東京医療保健大学にて90分の講演依頼を頂いておりました。
 
 
ブログをご覧の皆様には、周知にご協力を頂いた方々もおられたことと思います。ご理解・ご協力、誠に有難うございました。
 
 
公開講演会は18時~20時の開催でしたが、寒波のため雪が心配で京都を早目に出発。
 
 
途中、雪の影響で新幹線はbullettrain徐行運転で、若干の遅れはありましたが、無事、品川に着けました。
 
 
が、粉雪が舞う、ちょっとした吹雪状態snowsnow
 
 
寒く悪天候の中、それでもご参加下さる皆様に、ひとつでもお役立て頂けるよう、頑張らなくては…と、身の引き締まる思いでした。
 
 
この気候では、ご欠席の方があっても仕方ない・・・と思いましたが、その心配は稀有でした。
 
 
事前申込されたほとんどが参加下さり、その数120名。
 
 
会場は超満席でした。
 
 
まずは、レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会ネットワークのbossさんより、共通言語として、レビー小体型認知症のご解説を頂きました。
 
・レビー小体病の歴史と概念。
 
・レビー小体病は全身病である。
 
・レビー小体病として、捉えよう。そして、様々なタイプがある、ということ。
 
・レビーは復活できる。その為に適切な医療とケアのサポートは不可欠であること。
 
・家族のちから。
 
 
などなど、ポイントを絞りお話下さったお蔭で、続く私の講演の理解に大きなお力添えを頂きました。
 
 
毎度の毎度ご無理を申し上げているのはこの私なのですが、本当にいつもお助け頂いて、感謝&感謝です。
 
 
レビー小体型認知症を取り巻く現状を広い視野で捉え、かつ、家族の実感とその力をbossさんほどバランスよく掌握されてるいる方を、私は他に知りません。
 
 
一方、私は、昨年12月からこつこつと構想を重ね、悩み、懸命に準備を重ねたものの、予定の90分を越えてしまいました。。。すみません!!
 
 
お仕事等々でお疲れにもかかわらず、皆さま真剣にご聴講くださり、有難いやら申し訳ないやらsweat01
 
 
閉会後、控室で皆様が書いて下さったアンケートを拝見すると、その全てが「大変参考になった」「参考になった」に○があり、「参考にならなかった」は1つもありませんでした。
 
 
それだけ、看護・介護の専門職の皆様にとって、レビー小体型認知症がまだまだた未知の領域であることを痛感しました。
 
 
私が選択した治療やケアにおいて、その根拠も示しながらお話いたしましたが、やはりねー、全然時間が足りずcoldsweats01sweat01私自身の発表技術の未熟さも痛感いたしました。
 
 
僅かではありましたが質疑応答の時間もあり、頂戴したご質問には可能な限りお答えしました。
 
 
拝見したアンケートの記述には、私自身が勉強させて頂きました。
ご回答くださった皆様に心から御礼を申し上げたいと思います。以下、抜粋です。
 
 
・レビー小体型認知症の症状、ケアの具体的な方法を知ることができ大変勉強になりました。ショートステイで利用させる方へのケアについてご家族と十分に話し合う必要性を痛感しました(看護職/40代女性)

 
・勉強不足を痛感しました。本を読んで学びたいと思います。(介護支援相談員/20代男性)
 
 
・レビーはご本人・ご家族の話が一番で、今回はとても勉強になりました。(医師/60代男性)
 
 
・レビー小体型認知症は認知症と思えぬほど記憶がしっかり残っていることに驚きました。施設のショートステイで失敗した出来事は情報共有を家族⇔ケアマネージャー⇔ケアワーカーの間で本当にしっかり行わなければならない出来事だと思いました。(介護職/20代男性)
 
 
・充実した内容で参考になり、また反省考えさせられたことも多かった。ただ限られた時間で仕方ないが早口で専門的知識が少ない方は(介護職・ご家族)難しいところもあったのではないかと思いました。(看護職/40代女性)
 
 
・間近で介護されているご家族の生の声はとても心に響きました。DLBがもっと世の中に広く知られるよう医療者向けにも活動を続けていただきたいと思いました。ありがとうございました。私たちも勉強を続けていきます。(看護職/20代女性)
 
 
・全国の医療介護は聞いた方がよい。参考になりました。話も面白すぎました。療養病院に入院していて良くなる諸症状が落ち着いているのにも驚きました。(介護支援専門員/40代男性)
 
 
・長時間を感じさせない話で、今までに聞いたことがなかったこともたくさん聞けて良かったです。(介護職/40代男性)
 
 
・実際の体験の中から本当に感じるものを聞かせていただき、自分の今までのかかわりを再度考えるきっかけになりとても勉強になりました。(作業療法士/20代女性)
 
 
・レビー小体型認知症の方の入院はとても少なく幻覚幻視のある疾患だとは知っていましたが、ここまでアルツハイマー型認知症等と違うのだということを知ることができました。あんなに認知機能が残っているのは驚きました。実際に業務とケアの質をともに行うこと、質を上げていくことは課題ではありますが、少しでも生かしていきたいと思います。(看護職/20代女性)
 
 
・入院中の患者さんをみていて、在宅での”あるある”が詳しく聞くことができた内容からリアリティをもって感じられました。普段も”見守る””まつ”を心がけたいのですが、急性期病棟ではなかなか十分にはできない現状がありますが今日は本当に”見守る””まつ”をもっとしていこうと思いました。映画はぜひ見に行きます。(看護職/40代女性)
 
 
・事実をしっかり見つめ、データとして残しケアに生かす。これは私たち看護師がやるべきことを見せてもらえたような気がします。実際にレビー小体の影響を見せて頂き、とても参考になりました。薬剤に頼ることだけでなく、先取りケアがとてもすばらしく感動しました。貴重なお話ありがとうございました。(看護職/40代女性)
 
 
・素晴らしい講演でした。ありがとうございました。これだけ学び根拠を示していただき講義いただき感謝いたします。医療現場にいる私ですが勉強不足で恥ずかしい限りです。(看護職/40代女性)
 
 
・ケアマネとして自身の勉強不足を痛感しました。10年前にレビー小体型認知症のご利用者を初めて担当した際、知識が全くなくてこれはそうだったのかと改めて思い、この知識があの時にあれば全く違った結果になったのではないかと思い返しました。(その方は有料老人ホームに入りました)ケア者側はもっと勉強すべき!ケアマネとしてもっと勉強して直接ケアに関わる人へも周知していきたいと考えました。(介護支援専門員/30代女性)
 
 
・病気を知ること、理解することはとても大切なことと痛感しました。在宅ケアを行うものとしてご本人だけでなくご家族の立場に立って親身に対応していくことが大切と感じました。60代であってもサインがあることもある。大丈夫と思いこまないことが大切であることを学ぶことができました。(介護職/40代女性)
 
 
・レビー小体型認知症についてあまり理解していなかったが、このkuririnさんの介護での話を聞き薬のことや声掛けの方法、関わり方なども知ることができて大変良かったです。実践で生かしていきたいと思いました。(看護職/40代女性)
 
 
などなど、貴重なご意見の数々、謹んで拝受・拝見いたしました。
看護・介護、それぞれご専門のお立場でたいへん熱心にご聴講下さったことがわかり、本当に嬉しかったです。
皆様、有難うございました。
 
 
今回は特に看護師さんを意識して、これまで公開したことのなかった(公開を躊躇した)シビアな画像も加えました。
 
 
だって真実なんだもの。
 
 
DLBの自律神経生症状が、それぞれの持病にどのように関与・影響するかということを、知って欲しいと思いました。
 
 
そして、本人の抱える目に見えない困難と、これを支える家族の負担に、少しでも思いを馳せて頂けたらと思いました。
 
 
更には、様々な厳しい現実にあって、DLBを理解していない医師・看護師・専門職に囲まれると、本人・家族の歩む道は悲運そのもので、取り返しのつかないことになる現実もお話しました。
 
 
私個人は、ひとつひとつ手探りで歩いてきた12年でしたし、誤った治療やケアで、ひとりひとりの貴重な人生の時間が、決して損なわれることのないよう祈るばかりです。
 
 
ご本人の困難、家族の負担・・・全てを解消できるとは思いませんが、それでも「正しく理解」することで、DLBと共によりよく生きる術はあると信じています。
 
 
排除ではなく受容の先に、それらはあるように感じるこの頃です。
 
 
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そして、今回は映画のご紹介をいたしました。
 
 
「話す犬を、放す」です。
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2月7日、大阪で開催の試写会に伺いました。
 
 
いわゆる「闘病モノ」ではありません。
 
 
主人公の実母がある日、DLBの診断を受けます。
 
 
映画では「レビーあるある」が丁寧に描かれていて、私は何度も
 
「そう!そう!」
 
「ある! ある!」
 
「そうなんだよね~~~」
 
と、うなずいたり、クスッと笑ったり。
診断当初の戸惑う気持ちも、実感を持って伝わって参りました。
 
 
DLBご本人とご家族それぞれの想いと、描かれた症状については理解に役立つ内容となっております。
 
 
ストーリーが展開して終盤、草原を犬が疾走する場面で、私の頬に不思議な涙が・・・。
 
 
知らず知らずに抱え込んだ私自身の重いものが、溶けたような涙だったように思います。
 
 
個人的に「医師」にこそ観て頂きたいと思ったのは、映画で登場する医師がとても良いからで、この点について監督に伺うと・・・
 
 
「理想の医師を描きました」と。
 
 
そうだよね~~~(笑)。
素晴らしい!
 
 
 
監督は、熊谷まどかさん。
ご自身のお母様がDLBの診断を受けられたことが、この映画が出来上がる背景にあったと伺いました。
 
この日の講演には、監督も「介護家族の1人」としてご参加くださって、監督からご挨拶もありました。
 
 
予告編はこちら。
 
3月11日より、全国順次公開。
 
関西では、3月25日(土)「テアトル梅田」にて公開です。
 
是非、劇場へお出掛けください。
 
 
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今回、お世話になりました、東京医療保健大学の坂田先生はじめ諸先生方・事務局の皆様、そして、悪天候の中ご参加下さった皆様に心より御礼を申し上げます。
 
 
有難うございました。
kuririn
 
 
 
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来る、2017年2月26日(日)に開催の『第3回認知症治療研究会』において、300名の一般参加枠が設けられました。

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WEBでの参加申込はこちらからエントリーできますok

〆切は2月20日です。

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また、翌2月27日(月)には、認知症治療に造詣の深い木村武実先生のご講演があります。

難しい事も分かりやすく、学術的根拠をお示し頂きつつ、親しみある題材を用いお話下さる木村先生のご講演が私は好きで、みーちゃんを支える日々においても幾度となく貴重なヒントを頂いて参りました。
お薦めです。

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詳細はこちら
WEBでの参加申込はこちらからエントリーできますok

〆切は2月22日です。

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cat お・ま・け cat
 
2月3日節分の日の一枚
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鬼役には不服そうな、ニャンですcoldsweats01
 
 
 
 
講演準備中は、ずーーーっとPCラックの頭上から見下ろされてました(^^;)。。。視線が痛い・・・ 
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10ヶ月に成長した、ニャンcatです。
 
わたくし、次の登壇は2/26・・・。
まったく異なるアプローチで準備中です。
 
これが終わったらウンと遊ぼうねぇ・・・coldsweats01sweat01
 
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2017年1月 5日 (木)

公開講演会でお話させていただきます

ご訪問頂きありがとうございます♪

管理人のkuririnです(^^)/

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

はじめに、、、

我が家のみーちゃん(姑/87歳)は2007年にレビー小体型認知症と診断され2014年6月から要介護5になりました。初期症状や現在に至る経緯は「お義母さんのお世話」「レビー小体病に思う事」「レビー小体型認知症の初期症状など」カテゴリで綴っております。

このブログは、根治しない進行性のレビー小体型認知症に対し、適切な治療とケア次第で、普通に暮らせる時間が少しでも長くなるのではないか・・・と、ささやかな願いを抱きながら、レビー小体病に手探りで向き合う若輩・管理人の日々のアレコレを(息抜きもいっぱい・笑)綴っています。

(発症時と改善後の表情比較画像はこちらこちらをご覧下さい)

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1月5日 木曜日

 

歳が明け、まだ「松の内」ではありますがkuririn家では既に平常モード。

 

みーちゃんは今年も病院で年越しさせて頂きましたので、私としても在宅時の事を思うと僅かでものんびりした「お正月」の気分になれたのは有難いことでした。

 

それもこれも、みーちゃんが落ち着いてくれているからで、昨年の元旦よりも今年の元旦の方がみーちゃんは元気です。

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これは、腸内環境改善を意識して乳酸菌を用いた取り組みが、免疫の維持向上に貢献すると共に、滋養豊富で抗菌・殺菌作用があるマヌカハニーを口腔ケアの仕上げに活用して来たことも無関係ではないように感じています。

持病による様々な困難(障害・症状)があるのは変わりませんが、覚醒時はご覧の通りです。

そして、車椅子・下肢下垂も厳禁でご対応頂いているので、未だ下肢末梢も切断せずに過ごせています。

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DLBは『右肩下がりで悪くなる』というのは、正しい説明ではありませんね。

 

そうはならないケースがある、ということに他ならないのだとは思いますが、そこには大きな希望があるように感じています。

 

少なくとも、みーちゃんが診断を受けた2007年当時に、そんな情報は一切ありませんでした。

 

診断下さった医師からお聞きした内容は絶望そのもので、そのことは過去記事で詳細に記録しております。

 

以来、まるっ!と10年が経過した2017年のいま『レビー小体型認知症』は決して絶望する病気ではないと、私は思います。

 

しかし、決して侮れない病気であることも痛感しています。

 

だからこそ、「知って欲しい」と強く思う昨今です。

 

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来る、2月10日(金)みーちゃんと歩んだ日々を背景に、東京医療保健大学 老年・在宅看護学領域公開講座において、お話する機会を頂きました。

 

私のような者にご依頼を下さった教授が「介護家族から学ぶレビー小体型認知症のケア」との公開講座のテーマをお決め下さって、これを目にした時、やっとこういう時代になったのか…と感慨深く大変嬉しく感じました。

 

私は、「レビー小体型認知症の義母と歩んだ10年でわかったこと」との演題で90分お話させて頂く予定で、今回は質疑応答も設けられます。

 

治療はタイムリーにsign01
ケアは先手でsign03

 

これがどういうことなのか、具体的なエピソードを交え、経験したまま、感じたまま、真実を語りたいと準備中です。

 

目先の現実についつい振り回されてしまう家族を、いかにサポート頂きたいか・・・という点にも、多くのヒントをキャッチ頂けるのではと思いますし、レビー小体型認知症をとりまく現実と問題、そして、課題をご一緒にお考え頂ける機会になれば…と、願う次第です。

 

そして、最終的にDLBのご本人とご家族が「症状があっても困らない」毎日をお過ごし頂ける事に繋がればと、願わずにはいられません。

 

尚、レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会ネットワーク「東京ゆるゆる組」のbossさんに、昨年3月の富山県小矢部市での講演に引き続きご加勢頂けることになり、ご参加の皆様にはより広くDLBの現実を見聞頂ける機会になるのでは…と、思います。

bossさん、有難うございます!!

 

詳細は以下のご案内をご覧頂ければと思います。

特に、東京および近郊の介護家族の皆様には、ご担当のケアマネさんはじめご利用の施設関係者、および、主治医等医療者の方々に、是非共お知らせ頂ければと思います。

 

以下のPDFをプリント頂きご活用くださいませ。

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どうぞよろしくお願い致します。
 
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来る、2017年2月26日(日)に開催の『第3回認知症治療研究会』において、300名の一般参加枠が設けられました。

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WEBでの参加申込はこちらからエントリーできますok

〆切は2月20日です。

介護家族の1人として思うのは、広く開かれた学びの機会に触れ、日頃の介護生活の突破口となるヒントをそれぞれのアンテナでキャッチしてみては?と言うことです。

『何とかしたい!』と本気で考え、動く人に、結果は付いて来ると、私は思うのです。 

そして、何とかしたい!と歩み続けた「関西きらきら組」の家族の取組みを、今回の研究会において発表させて頂きます。

お1人でも多くの方にお聞き頂けたら・・・、そして、それぞれの暮らしで活かして頂けたら・・・と、願う次第です。

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catお・ま・けcat
 
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冬毛みっちり二重アゴ~(^^)
そこそこの貫録ですが、まだ8ヶ月ですcat
 
では、また!
kuririn
 

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